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Home > [機材] PC & Software > ThinkPad R61 ボトムケースの割れを、プラリペア・プラリシートで補修しました

ThinkPad R61 ボトムケースの割れを、プラリペア・プラリシートで補修しました

2015/07/06 Mon
オークションで手に入れたThinkPad R61のボトムケースに割れがあったので、プラリペアとプラリシートを使って補修してみました。

プラリペアは、粉と液を混ぜて使う2種混合タイプの補修剤で、割れ、欠け、欠けてなくなってしまった部分の再生、FRP繊維などを使って部品の強化、ネジ山の再生も簡単にできるというもの。
プラスチックを溶かしてプラスチック同士を結合するセメダインのような接着剤ではなく、粉が固まってアクリル樹脂になる造形補修剤です。

またプラリシートは、ガラス繊維クロスにプラリペアパウダーでコーティングしたもので、これに溶剤をかけてアクリル樹脂として固める補修剤。
ガラス繊維クロスを使っているので、面の割れの補修に有効です。
プラリペア+ガラス繊維で、プラリシートと同じことができます。

ThinkPad R61は、底面に割れがあってもそれほど強度に心配はありません。
というのも、中に強度の高いフレームがあって、これにシステムボードや液晶ヒンジが固定されており、ボトムケースの役割は外装的なもの。
ただ、R61を持ち上げて移動させるたびに若干のたわみを感じるので、補修することにしました。

ThinkPad R61 ボトムケース割れ補修:底面割れは1/3まで達する
ThinkPad R61のボトムケースの割れは、底面の1/3まで達しています。
写真では分かりずらいが、ビス穴の先まで割れが続く。


ThinkPad R61 ボトムケース割れ補修:底面からの割れは左側面USB部までつながっている
またボトムケースの割れは左USB部にも達し、上まで割れてしまっています。
R61を持ち上げてみると、この部分の亀裂が広がるので、やっぱり補修した方がようさそう。

プラリペア。合成樹脂の粉と溶剤を混ぜると固まり、アクリル樹脂になる
左USB部の補修に使用するプラリペア。
合成樹脂、溶剤、スポイト、ニードルがセットになっています。

プラリシート。ガラスクロスに合成樹脂の粉がまぶしてある。溶剤を掛けることで合成樹脂がガラス繊維に染み込み、アクリル樹脂として硬化する。
ボトムケース底面の補修に使用するプラリシート。
プラリペアパウダーでコーティングされたガラス繊維クロス、溶剤、スポイトのセット。
シートは任意の大きさにカットできます。

ThinkPad R61左USB部の割れを 補修前に削り、プラリペアとの密着面積を上げておく
左USB部補修の前準備。
割れた部分の側面と上部をカッターで削って『谷』にしておきます。
プラリペアは接着剤ではなく、結合材・造形材的な役割を果たすので、プラリペアとボトムケースが接する面積はできるだけ大きい方がいい。

ThinkPad R61の左USBの割れにセロテープで壁を作り、プラリペアの粉をまぶした後、溶剤をたらして硬化させる
プラリペアの使用方法は色々あるが、先にプラリペアの粉をまぶしておき、そこに溶剤をたらして硬化させる方法にしました。

粉に溶剤をたらすとさらさらとした液体の様になるので、セロテープで壁を作っておきます。
セロテープの壁は完璧に密着している必要はなく、また真っ直ぐになっている必要もありません。
そのほうが多めにプラリペアが盛られるので、あとで削ればいいんです。

なお、プラリペア・プラリシートを使う場合は、換気が必須。
溶剤の臭いはラッカーシンナーより強烈です。

ThinkPad R61 左USBの割れをプラリペアで補修した後、ヤスリで形状を整える
プラリペアの硬化後、ヤスリで形状を整えます。
硬化したプラリペアは硬いので、金ヤスリで削ったほうがいいでしょう。

ThinkPadのケースより硬度が高く、カッターで削った場合、力が入りすぎて別の場所を割ってしまそうです。
私は、金工・木工・樹脂・ステン・真鍮・アルミなどに使える金ヤスリを使用。
細かい目だとなかなか削れないので、粗目でゴリゴリ大まかに削った後、細目で整えました。

ThinkPad R61 ボトムケース底面の割れ補修の下準備。プラリシートを貼り付ける面をヤスリで荒らしておく
次は底面の補修。
プラリシートを貼り付ける面を紙ヤスリで荒らしておきます。
今回は、亀裂がビス穴をまたいでいるので、プラリシートにビス穴用の穴をデザインカッターで作っておきました。

ThinkPad R61 ボトムケース底面割れに、プラリシート貼り付け
プラリシートの貼り付けは、ちょっと失敗してしまいました。
プラリシートの標準的な使い方として、ビニールシートが付いたままのプラリシートに溶剤をまんべんなくたらした後、補修部に貼り付けるとあります。
この方法でボトムケースに貼り付けました。

ところが、プラリシートをボトムケースに置くとビス穴が若干ずれてしまいました。
プラリシートをずらそうとしたものの意外に粘着力があり、あれこれやっているうちに表面が汚くなってしまいました。
今思えば、先にプラリシートをボトムケースの上に置いておき、その後で溶剤をたらせばキレイに出来たかもしれません。

ThinkPad R61 ボトムケースの割れ補修後、耐熱ブラックで塗装&クリアを粗く噴いてシボ風に
補修の仕上げに塗装。
紙ヤスリで面を整え、家にあった耐熱ブラック(つや消し)で塗装。
このままだと塗装面が目立ってしまうので、クリアを粗く噴いてシボ風に仕上げました。

ThinkPad R61 ボトムケース 左USB部も耐熱ブラック&クリア荒吹きでシボ風仕上げ
左USB部も同様に塗装。
底面とUSB部の境目に亀裂が残っているものの、強度に問題ないので今回は気にしません。

ThinkPad R61 ボトムケース割れ補修:左USB部内側補修後
左USB部の内側も塗装しました。

プラリペア・プラリシートで補修した結果、ThinkPad R61は持ち上げてもたわみを感じなくなりました。
見た目は少々汚いですが、満足いく補修でした。

プラリペア・プラリシートの詳しい情報は、プラリペアのメーカーサイトを見てください。
使い方の動画が公開されているので、作業の参考にもなります。
なお、動画で紹介されている作業は、非常に手際がいいので、実際に作業するときは一度テストしてみることをオススメします。

造形補修剤プラリペアのサイト

ThinkPad R61をヤフオクで探す

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