先日Adobe社から公開されたDNGコンバータですが、早速ダウンロードしてどんなものか試してみました。

元のX3Fファイル4.5MBに対して、変換したDNGファイルは
1.圧縮なし、Raw画像を保持：19.7MB
2.圧縮、Raw画僧を保持：7.7MB
3.圧縮なし、リニア画像に変換：19.7MB
4.圧縮、リニア画像に変換：8.9MB

PhotoshopCSで展開した画像(X3Fファイル+DNGファイル4種類)のヒストグラムをそれぞれ見比べてみたけど、全く変化は見られませんでした。

いろいろなカメラを使って撮影する人には便利な規格かもしれませんが、今後カメラメーカーのRaw展開ソフトがDNGに対応するかどうかが気になるところです。
DNGフォーマットは無償で使える様なので、使いやすいサードパーティ製のソフトが出てくるかもしれません。

ちなみにSDxのRawファイルを展開できるGraphic Converter でDNGファイルを開いてみたら、サムネイル画像が開いてしまいました。
Nikon ViewやNikon Editerでは開けませんでした。

そういえばSIGMA PhotoProは各メーカーのみたいにトーンカーブは付けてくれないのだろうか。
これがあると飽和しやすい赤に（アンダーに撮って現像する時に）対応しやすくなると思うんだけど・・・。