自転車で走っていると、道路脇の植え込みの中に曼珠沙華が咲いていた。
どうみても植えたようには見えないから、どこからか種が飛んできたのだろう。
しかし、辺りに曼珠沙華は咲いておらず、もし種が飛んできたのだとしたら、かなり遠い距離を飛んできて花を咲かせたことになる。
見た目は華奢な印象の曼珠沙華だけど、意外と逞しいようだ。
SHARP SH705iで撮影。
こんな感じで植え込みから、曼珠沙華がニョキッと飛び出て、花を咲かせている。
つぼみの形が面白い。
ところで、曼珠沙華は彼岸花とも言うが、言葉の響きが好きで「曼珠沙華」が自分の中でのスタンダード。
しかし、音の響きが日本語っぽくないなぁ、と思っていたら、
Foveon SIGMA SD1/SD15/SD14/SD10/SD9/DP2/DP1 画像掲示板で、名称の話題が出ていてた。
黄旗組さんによると、「曼珠沙華」は、サンスクリット語の「マンジューシャカ」からきているそうだ。
なるほど日本語っぽくないわけだ。
他にも、方言で「しいれい」とも呼ばれているそうで、色々な呼び名が付けられるほど曼珠沙華は人の印象に残る花なのだろう。
たしかに、あの深みのある赤と放射状に広がる花は、他の花にはない繊細さと妖しさを醸し出していて、一度見ると忘れられない花だ。