先日壊れたSamsung MZVLB512HBJQ NVMe SSDのデータ救出をダメもとで行うために、M.2 NVME SSD 対応 外付けケース「SAN ZANG MASTER SZPWM2-G2A」を購入した。
M.2 NVME SSD 対応 外付けケース SAN ZANG MASTER SZPWM2-G2A仕様
- 対応SSD:M.2 NVME SSD
- 対応端子:M-Key、B & M-Key
- サポート容量:4TB
- 付属ケーブル:本体側USB-C、PC側USB-A
- 転送速度:10Gbps
- 本体材質:ABS+アルミ
- 付属品:USBケーブル、サーマルパッド、ヒートシンク、SSD固定用ゴムピン、取扱説明書
付属品。(取説は写真に写っていない)
取説は日本語表記なし。
M.2 NVME SSD 対応 外付けケース SAN ZANG MASTER SZPWM2-G2A SSD取付
底面のプラスチックカバーを横にスライドすると、本体のアルミカバーが抜ける。
SSDの固定部に付属のゴムピンを付けて、本体に差し込む。
本体にゴムピンで固定したら取付完了。
好みでサーマルパッドやヒートシンクを付ける。
サーマルパッドとヒートシンクをつけても本体のアルミカバーにぎりぎり触れないので、厚みのあるサーマルパッドを使用してアルミカバーに接触させるか、アルミカバーなしで使用したほうがいい。
本体側のUSB端子はUSB-C。
付属のケーブルは、PC側はUSB-Aになっている。
M.2 NVME SSD 対応 外付けケース SAN ZANG MASTER SZPWM2-G2A の動作テスト
壊れたSSDを最初に接続したときは、ドライブGとHとして認識した。
しかしすぐにアンマウントされてしまった。
この外付けドライブが悪いのではなく、SSDが壊れているため。
ThinkPad P14sでは認識しなくなっていたSSDなので、むしろ一瞬でもよくマウントしてくれたという感じ。
搭載チップはRTL9210B-CGらしい。
USB機器の取り外しでもドライブGとHとして表示されていたが、アンマウントされてからはRTL9210B-CGのみの表示になった。
持っているM.2 NVME SSDは、今回取り付けた壊れたSamsung MZVLB512HBJQ NVMe SSDと新しく買ったWD BLACK SN770 WDS500G3X0E NVMe SSDのみで、さすがにP14sに搭載予定の新品SSDを中華外付けケースに使う勇気もなく、壊れたSSDがうまくマウントされればデータ救出までやってみようと試みたが、最初にマウントしただけであとはマウントされなくなった。
外付けケース自体は特に変な動きをしている感じではないので、別にM.2 NVME SSDを入手する機会があれば、改めてテストをしてみたい。
なお搭載チップRTL9210Bのファームウエアバージョンが古かったので、対応するMPToolをネットで探してファームウエア更新を行ってみたが、壊れたSSDはやはりマウントされなかった。