SIGMA PhotoProが2.0から2.1にバージョンアップされました。
この度当社は、デジタル一眼レフカメラSD9およびSD10専用現像ソフトウェア「SIGMA Photo Pro Ver2.1」を発表致します。 このソフトウェアは、「SIGMA Photo Pro」をバージョンアップしたものです。
主な改善点は、ホワイトバランス調整項目に、「モノクローム」とホワイトバランスの変更後にも撮影時の状態に戻せる「元の設定」項目の追加をしました。
更に、撮影情報ウィンドウも改善し、撮影時のホワイトバランスの表示や、長いパス名を表示する様になりました。
今回のアップデートによりSIGMA Photo Pro及びFoveon X3 (R)イメージセンサ搭載のSDシリーズの能力を更に拡大致します。
私の環境(PM G41.25GHz Dual FW800 OSX10.3.5)でも問題なくインストール完了。
さらにSPP2.0との共存可能も確認しました。(SPPのフォルダ名を変更すれば2.1インストール時にアンインストールされずにすむ)
ただし、一部共有しているファイルがあるので共存はあまりよろしくないかもしれません。
ちなみに共有しているファイルは、
・ユーザID>Library>Preferences>PhoroPro.state.xml
・ユーザID>Library>Preferences>SIGMA>AutoLaunchPreferences.xml
・ユーザID>Library>Preferences>SIGMA>Uninstall.xml
の3ファイルで、アンインストール時にUninstall.xmlとPhotoPro.state.xmlも削除され、特にUninstall.xmlが削除されるとSPPと同じフォルダ内にあるUninstall SIGMA PhotoProを実行しても、2回連続アンインストール(2.0と2.1を連続でアンインストール)はできないようです。
今回のバージョンアップでどのくらい変わったかは、まだなんとも言えませんが、ちょっと使って良くなったと感じたのが、ホワイトバランス変更時のリストウィンドウが縦に広くなったこと。
いちいち下にスクロールする必要が少なくなるので、ちょっと便利になりました。
あとは保存したカスタム設定を選択する部分もリストウィンドウが縦に広くなってくれてると良かったんだけど。