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Lenovo ThinkPad T14s Gen4 AMD Radeon780M Windows11 25H2でマウスが引っかかる(スタッター)問題の解決方法

パソコン設定など|2026/10/04 Sun


Lenovo ThinkPad T14s Gen4 AMD Radeon780MをWindows11 25H2にアップデートしたところ、マウスがいちいち引っかかる(スタッター)問題が気になっていた。
OSをクリーンインストールしても症状が変わらず。
色々調べて、解決方法を見つけたので、備忘録として残しておく。

PCの仕様と具体的な症状

Lenovo ThinkPad T14s Gen4 AMDの仕様

Lenovo ThinkPad T14s Gen4 AMDの仕様
CPU AMD Ryzen? 7 PRO 7840U (8コア/16スレッド/3.3GHz 最大5.1GHz)
メモリ オンボード 16GB
ストレージ 512BGB (PCIe NVMe/M.2 2280) PCIe4.0x4
ディスプレイ 14型 FHD+ (WUXGA 1920x1200) IPS (BOE NE140WUM-N6G )
グラフィックス APU内蔵 AMD Radeon? 780M(BIOSで2GBメモリを割り当て)
OS Windows11 25H2 26200.9457
グラフィックスドライバー 32.0.31041.1004(AMD配布最新)または32.0.22024.13003(Lenovo配布最新)

具体的な症状

マウスが引っかかる症状として、特に以下の症状が気になる。

マウスカーソールを乗せると色が変わる部分をカーソルが通過するときに引っかかる。
例えば、
  • タスクバーに登録した複数のアイコンの上をカーソルで移動させると引っかかる
  • ダイアログで表示される「保存」や「キャンセル」、「保存しない」などのボタンの上をカーソルが通過するとき引っかかる。
  • Windows設定でマウスを乗せると色が変わる部分をカーソルが通過するとき引っかかる。
  • ThinkPadのトラックポイントでも症状は同じ。

大きな問題ではないが、いちいち引っかかるので日常的に使うには、とてもストレスになる症状。

効果の出なかった対応

  • OSをクリーンインストール。
  • マウスの設定で「ポインターの精度を高める」をオフにする。
  • 電力設定でバランス → 最適なパフォーマンス
  • 設定 → アクセシビリティ → 視覚効果 → 「アニメーション効果」および「透明効果」をオフ
  • グラフィックドライバーをLenovo配布のもの(バージョン32.0.22024.13003)ではなくAMD Softwere Adrenalinから最新のグラフィックドライバー(バージョン)にする。

効果の出た対応

  • OSをクリーンインストール後、グラフィックドライバーを入れない。
  • グラフィックドライバーが当たっている状態から、デバイスマネージャーで「デバイスを無効にする」を実行。
グラフィックドライバーが当たると、マウスが引っかかる症状(スタッター)が出るようだ。

マウスが引っかかる(スタッター)問題の解決方法

マウスが引っかかる(スタッター)問題を解決するのは、PSR(Panel Self Refresh)を無効にすること。

PSR(Panel Self Refresh)とは

ディスプレイの省電力技術「PSR(Panel Self Refresh)」で、画面の書き換えがない「静止画」の状態のときに、ディスプレイ側の内蔵メモリで画面を維持し、GPU側の一部の回路や画像転送を休止させる省電力技術。

PSR(Panel Self Refresh)を無効にする方法

以下で紹介する、マウスが引っかかる(スタッター)問題の解決方法は、ChatGPTに質問して得られた内容となる。
なおChatGPTは、海外掲示板Redditから得られた情報を元に回答していた。
またChatGPTの回答を元に参考にしたサイトは以下の通り。

参考サイト

PSR(Panel Self Refresh)無効手順
  1. レジストリエディタで以下に移動
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Class\{4d36e968-e325-11ce-bfc1-08002be10318}
  2. その下に「0000」、「0001」、「0002」…があるので、まずは「0000」を選択。
    私の場合は「0000」しかなかった。
  3. 右側で「DriverDesc」を探し、データが「AMD Radeon(TM) 780M」となっているのを確認。

    「0001」などがある場合は、そちらも同様に確認し、どちらが実際の780Mディスプレイドライバーなのか確認する。
    実際、AMDノートPCでは `0000` ではなく `0001` に設定する必要があったという報告があり(reddit)
  4. 念のためレジストリをバックアップ(「0000」を右クリックしてエクスポート)
  5. 右側で「DalPSRFeatureEnable」を探し、値を「1」から「0」に変更。
    なかったら右側空白部分で右クリックし、新規 → DWORD (32ビット) 値を選択。
    名前を「DalPSRFeatureEnable」にし、値を「0」にする。
  6. レジストリを保存し、PCを再起動。

これでマウスが引っかかる(スタッター)現象は無くなった。

また試しに「DalPSRFeatureEnable=1(PSR有効)」にしてみたが、再びマウスが引っかかる(スタッター)現象が起きたので、問題はPSR(Panel Self Refresh)にあると見てよさそうだ。

なお、Lenovo公式フォーラム:T14s Gen4 AMD - ディスプレイドライバの遅延、マウスカーソルのスタッタリング、YouTubeのフレームドロップではT14s Gen 6 AMDでも同じ現象が起きているもののPSR無効が有効とのことなので、他のAMD搭載モデルにも有効なようだ。

PSR(Panel Self Refresh)を無効後の注意点

今回参考にしたChatGPTやRedditでは、動画などGPU負荷時の消費電力・発熱が増えたという報告があるようなので、以下を注意しておく必要がある。
  • バッテリー駆動時間:以前より明らかに短くなっていないか
  • アイドル時の発熱:何もしていない状態で以前より暖かくなっていないか
  • ファンの回転:軽作業・アイドル時にファンが以前より回るようになっていないか

私の場合は、しばらくYoutube動画を見たり、アイドル状態にしておいたりしてみたが、特に変化は起きなかった。
また電力モードを最適なパフォーマンス、バランス、最適な電力効率、と変えてみたが、どれも変化はなかった。

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