Ver4.9.3からX3Fファイルが現像できるようになったMac用グラフィックソフトのGraphic Converterですが、以下の点でRAWファイル閲覧、現像に問題がありました。
- RAWファイルのサムネイルの読み込みが遅い。
- サムネイル画像の色がかなりおかしい。
- サムネイル画像を選択時、右に表示されるプレビュー表示がかなり遅い。
- プレビュー画像の色がかなりおかしい。
- RAWファイル展開がかなり遅い。
- RAWファイル展開の色がかなりおかしい。
ところが最近公開されたVer5.3は上記の1、2について格段の改善がなされていて、RAWファイル(各社)の展開に至ってはほぼ瞬時に表示されます。(はっきりいってSIGMA PhotoProより速い)
また、おかしかったサムネイル画像の色も修正され、PhotoProで見た色みと同じになっています。(ただしサムネイルサイズは200×200)
また、RAW展開用のソフトを設定できるようになっているので(1個)、PhotoProを設定することもできます。
しかし3、4、5、6に関しては残念ながらほとんど進歩がなく、プレビューや現像では色がかなりおかしい上にその表示にかなりの時間がかかります。
ただサムネイルに関する問題が改善されたので、MacでPhtoPro以外でX3Fファイル閲覧できるものができたと感じています、以下の条件付きで。
・プレビューは表示しない設定にする。
・サムネイル画像をダブルクリックしない。
PhotoshopCSを持っていない人や持ってても現像には使わない人、他の画像ファイルも一つのソフトで閲覧したい人にはいいかと思います。
ちなみにニコンのNEFファイルを使う場合でも同様な感想です。