3/23日の相模原北公園花便りです。
最後に相模原北公園を訪れたのが3/12日。
久しぶりに相模原北公園へ行ってみると、満開だった梅の花はすっかりなくなり、代わりにさまざまな花がたくさん咲いていました。
梅が咲いていたときは、まだ冬という感覚がありましたが、すっかり春の雰囲気が漂っていました。
それにしても、わずか11日で 公園の景色が変わってしまったのには驚きました。
この日は、公園内をまんべんなく歩き、咲いている花を撮影してきました。
梅園の周囲には、ハナモモ、ムスカリ、桜。
梅園西側の林の中ではカタクリとキクザキイチゲが満開。
バラの花壇がある水場には、ミツマタの赤や黄色の花が満開。
公園の中心部にあるアジサイ園に足を向けると、その周辺にはコブシ、カンヒザクラ(寒緋桜)、オカメザクラが満開。
アジサイ園中心の丘にあるハクモクレンは、花びらを散らし始め、アジサイの生育改善対策のために植えられた菜の花が咲いていました。
すべてオリンパスTG-615で撮影しました。
カンヒザクラ(寒緋桜)
濃いピンク色の花が青空に映えていた。
グラウンドとアジサイ園の間に植樹されている。
ムスカリ。
梅園横に咲いているピンク色のハナモモの下にある。
形良く並んだシャンデリアのような紫色の花がいい。
ハナモモ。
この木の下にムスカリが咲いている。
ハナモモは、他にも白い花が咲いていた。
黄色いミツマタ。
たくさんの花を咲かせていた大きめのミツマタは終わっており、小さな花をつけるミツマタが満開です。
大きなミツマタに比べ、花の甘い匂いはあまり漂ってきません。
品種が違うのだろうか。
赤いミツマタ。
黄味の赤なので、胸がすくような透明感はありませんが、おおくの花を付けていることで見応えがあります。
カタクリ。
写真に見える紫色のほとんどはカタクリの花です。
これまで見てきた感じだと、これが満開で、これ以上花は増えないと思います。
植えられている範囲が広いので、まばらな感じがするのが残念。
カタクリの花は下を向いているので分かりづらいですが、花びらの星のような模様が特徴です。
濃い紫の雄しべによって、薄紫の花びらが映えています。
キクザキイチゲ。
紫色が多かったキクザキイチゲも、白い花がたくさん咲きました。
太陽に向かってパラボナアンテナを向けているみたい。
よく見ると、キクザキイチゲの花びらは、幾重にも重なっていることが分かります。、
菜の花。
アジサイが咲いていた一角に、なぜか菜の花とチューリップが植えられていた。
アジサイの生育改善対策のために菜の花とチューリップが植えたとのこと。
6月にはアジサイを植栽予定らしい。
菜の花自体珍しくないが、相模原北公園で菜の花を見られるのは珍しい。
スイセン。
遊歩道沿いに植えられているので、気に掛けている人はあまりいませんでした。
公園内では、かなり脇役的存在。
オカメザクラ。
木にかけられた札によると、
「イギリスでカンヒザクラとマメザクラからつくられた栽培品種」
との事。
初夏を思わせる若葉と、長い雄しべが特徴。
ヤマザクラの開花はまだ先のようだ。
ハクモクレン。
アジサイ園中心の丘の頂上に植えられているハクモクレンの花は、もう散り始めていた。
若葉が少しづつはえだしたアジサイの下で、タンポポが咲いていた。春の開花と茎が短いので、たぶん在来種。
アジサイ園の丘の上から東を見ると、大きな木に真っ白な花が満開だった。
コブシの花だ。
産毛がはえたガクと、そこからはえる一枚の葉が印象的なコブシの花。
回りに花が咲いていないので、とても目立っていました。
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