ロリポップのレンタルサーバー代
ロリポップで独自ドメインでブログ開設するには以下の費用が必要です。
ただし独自ドメインは、ムームードメインにてドメインの新規取得・更新が無料になるサービス『
ドメインずっと無料』を提供しており、以下の条件を満たすとドメイン料がずっと無料になります。
- ライト、スタンダード、ハイスピード、エンタープライズ いずれかのプランでの契約
- 12ヶ月以上の契約期間で契約
- 自動更新の設定
料金設定を見てみると月額110円からと爆安なプランがありますが、エコノミープランはWordPressに対応していませんのでWorddPressブログ開設するには最低275円/月~のライトプランからになります。
なおエコノミープランを除き、6ヶ月以上の契約期間で契約すると月額料金が安くなります。
また上記で説明した独自ドメインが無料になる条件が12ヶ月以上なので、お得なのは12ヶ月以上ということになります。
今回私が契約したのはライトプランで24か月です。
ロリポップ レンタルサーバーの契約
ロリポップ レンタルサーバー契約の手順を解説していきます。
まずトップページの『申し込み』か『まずは無料の10日間ではじめよう』をクリック。
どちらをクリックしても同じ申し込みページに遷移します。
申し込みページで、契約したいプランの『10日間無料でお試し』をクリック。
他のプランを契約したい場合は、『その他のプランや詳しい料金表を見る』をクリックする。
なお契約をするとかならず10日は無料のお試し期間として始まります。
期間中は、契約後に解約や無料期間を止めてすぐに本契約することも可能です。
ロリポップのドメインとパスワードを決めます。
独自ドメインを取得するなら、予定している独自ドメインとは関係ないものにした方が無難です。
ロリポップのドメインも別に活用することも出てくるかもしれないので。
この後『SMS認証による本人確認』ページで電話番号を入力。
SMSに届いた認証コードで認証を行います。
認証が終わると個人情報の入力画面に移ります。
を入力。
自動契約の項目と有料オプションの項目があるので、必要ならチェックを入れます。
独自ドメインの『ドメインずっと無料』を利用したいので、チェックを入れました。
申し込み内容を確認したら、『無料お試しを開始』をクリック。
申し込み完了画面に移り、画面にある『ユーザー専用ページにログインする』をクリックして、ロリポップのログイン画面に移動します。
なおロリポップのトップページには、ユーザー専用ページ、FTP、WEBメールへのログインリンクがあります。
ロリポップ レンタルサーバーの設定
ロリポップのログイン画面です。
登録したドメインとパスワードを入力してログインします。
ログインすると青枠の部分に「お試し期間終了までの日にち」と、
- 独自ドメイン設定
- WordPress簡単インストール
- 独自SSL導入
を促す画面が表示されます。
上記の順番通りに進めていくのが一番簡単ですが、WordPressを先にインストールしてから独自ドメインを取得してもOKです。
なお左側メニューからでも設定可能です。
一応現在の契約状態を確認しておきましょう。
契約初期はお試し期間となっていて、矢印の部分のように契約終了日は契約した日を含めた10日後になっています。
その上に登録した契約内容が表示され、契約開始日は11日目。
なお、この表示だと自動更新の契約にしていれば、お試し期間が終わると同時に契約した内容に自動で更新されると思ってしまいますが、実際には自動更新に設定していると、7日後に入金処理が自動で行われます。
これはロリポップ!マニュアルの自動更新設定に以下の記述があるので、動作的に間違いないようです。
自動更新設定時の引き落し時期について
自動更新設定時は、契約終了2日前に引き落しが行われます。引き落しが正常に完了すると、メールが届きます。
また『ドメインずっと無料』の利用方法に以下の記述があります。
- お客様がロリポップ!にて上記【適用条件】を満たしていただく
- ロリポップ!お申込み(お試し期間開始)から6日以内に、自動更新の設定をご完了いただく
- ロリポップ!お申込み(お試し期間開始)から7日後に入金処理が自動で行われ、ロリポップ!からムームードメインのクーポンコードをメールにて送付します。
- ムームードメインで、クーポンコードを使用し、ご希望のドメインを取得
※例えば、2020年10月1日にロリポップ!をお申し込みいただいたお客様は、同年10月7日までに【適用条件】を満たしていただければ、10月8日にクーポンコードが送付されます。
お試し期間中に本契約を確定したい場合は『ご契約内容一覧』に表示されている『お支払い』を選択し、手続きを行うと本契約が確定します。
『ドメインずっと無料』を利用したいなら上記のとおり7日後に届くクーポンコードを待つ必要があります。
WordPressを先にインストールしてから独自ドメインを割り当てることもできるので、7日間は先にWordPressをインストールしてブログのデザイン整備や使い方を覚えておくのもいいと思います。
私はWordPressが初めてだったので、先にWordPressをインストールして色々なスキンやテンプレートを試したりするのにお試し期間を当てました。
独自ドメインを取得する
左メニューの『サーバーの管理・設定』から『独自ドメイン設定』を選択します。
上記画面はすでに独自ドメインを取得したあとの画面です。
ページ内の矢印部『独自ドメインを取得する』をクリックすると、ロリポップが運営するGMOパヘポが提供しているドメイン取得サービス『ムームードメイン』のサイトに移ります。
取得したい独自ドメインを入力し、『検索する』ボタンを押します。
取得したい独自ドメインが取得可能なら赤枠のように価格と『カートに追加』が表示されます。
すでにドメインが取得されていると『取得できません』と表示されます。
このままでよければ『カートに追加』ボタンを押します。
『ドメインずっと無料』の条件を満たしている場合でもこの時点では価格は無料にはなりません。
このあとムームードメインのアカウントを作成し、契約を進めていく中で『ドメインずっと無料』の設定があります。
『カートに追加』ボタンを押すと、『カートに追加しました』とポップアップが表示されるので、『お申し込みへ』ボタンを押します。
ムームードメインのログイン画面に移るので、『新規登録する』をクリック。
登録したいIDとパスワードを入力し、『利用規約に同意して本人確認へ』をクリック。
SMSを選択して電話番号を入力し『認証コードを送信する』をクリックすると認証コードが届きます。
届いた認証コードを入力してドメインの設定に移ります。
ドメイン設定というページにて必要事項を設定していきます。
ドメイン設定
ドメイン設定は
を選択していきます。
『WHOIS公開情報』は「弊社の情報を代理公開する」を選択。
「登録者情報を公開する」を選択してしまうと、「WHOIS」で自分の個人情報が公開されてしまいます。
詳しくは、以下を参照してください。
WHOIS(フーイズ)とは、インターネット上に公開されているドメインの登録情報のことです。
公開される情報の中には以下情報が含まれています。
- 管理を行っているレジストラ
- 登録者の名前、住所、電話番号
- 登録日や契約終了日
- ネームサーバー名
ドメインの登録情報は第三者が確認できる状態で公開することが義務付けられています。
個人情報に該当する情報も公開が必要となります。
不要な情報開示を行いたくないお客様には、新規ドメインの取得手続き時、または、ドメイン取得後にコントロールパネル内で、弊社の情報を代理情報として公開(WHOIS代理公開)することが可能となっております。
つまり「弊社の情報を代理公開する」を選択したほうがいいです。
『ネームサーバーDNS』は「ロリポップ!レンタルサーバー」を選択。
次に支払情報です。
ここにクーポンコードを入力する箇所があるのでロリポップから届いた『ドメインずっと無料』用のクーポンコードを入力します。
あとは個人情報を入力して申し込めばドメイン取得完了です。
このあとのムームードメイン側での設定は特に必要ありません。
ドメインとサーバーを関連付ける
次にロリポップ側で、ドメインとサーバーを関連付ける作業をします。
ロリポップにログインしたら、『サーバー管理・設定』→『独自ドメイン設定』をクリックします。
- 「設定する独自ドメイン」欄に取得した独自ドメインを入力。
- 「公開(アップロード)フォルダ」欄に、独自ドメインのURLでアクセスされた場合に表示させるフォルダを入力。
空欄にするとロリポップの契約したサーバー直下【例:http://otameshi.lolipop.jp/】が表示されます。
例えば独自ドメインを設定し【http://otameshi-domain.com】にアクセスした場合、http://otameshi.lolipop.jp/のサイトが表示されます。
「公開(アップロード)フォルダ」欄に【koukai】と入力した場合は、http://otameshi.lolipop.jp/koukai/のサイトが表示されます。
- 「ロリポップ!アクセラレーターを利用する」はそのままチェックを入れておいてOKです。
入力内容が問題ないなら「設定」ボタンを押します。
すると上記画面のようになり、取得した独自ドメインにアクセスするとサイトが表示されるようになります。
Wordpressをインストールする
ロリポップにログインし、『サイト作成ツール』→『WordPress簡単インストール』をクリック。
■インストール先
- 「サイトURL」は取得した独自ドメインを選択。
任意のフォルダ以下にインストールしたい場合は、フォルダ名を入力。
- 「利用データベース」は特に変更する必要はありません。
■WordPressの設定
- 「サイトのタイトル」は公開したいブログのタイトルを入力します。あとでWordPress側で変更可能です。
- 「ユーザー名」はWordPressのログイン用です。
- 「パスワード」はWordPressのログイン用です。
- 「メールアドレス」にはWordPressのログイン履歴が届きます。あとでWordPress側で変更可能です。
- 「プライバシー」の「検索エンジンによるサイトのインデックスを許可する」はチェックしたままでOKです。
チェックを外すとコンテンツが何もない状態で検索エンジンの検索対象になる可能性があるので、そこそこコンテンツが整ったらWordPress側でチェックを外すといいでしょう。
一通り入力し終わったら、「入力内容を確認」ボタンをクリック。
確認画面で入力内容を確認し問題なければ「承諾する」にチェックを入れて、「インストール」をクリックします。
インストールの完了画面に、「サイトURL」、「管理者ページURL」、「利用データベース」が表示されます。
あとは「管理者ページURL」にアクセスして、設定したユーザー名とパスワードでWordPressにログインするだけです。
独自SSL化
ロリポップ側の設定
次に独自ドメインをSSL化します。
『独自SSL(無料)』と『独自SSL(PRO)(有料)』がありますが、『独自SSL(無料)』で説明していきます。
左メニューから『セキュリティ』→『独自SSL証明書導入』をクリック。
「SSLで保護されていないドメイン」の中から、独自SSLを適用するドメインとサブドメインにチェックを入れ、「独自SSL(無料)を設定する」をクリックする。
「SSL設定作業中」と表示されるので、しばらく待ちます。
5分程度して画面を再読み込みすると「SSL保護有効」に表示が変わり、ロリポップ側での独自SSL化の設定が完了しました。
https://ドメイン名にアクセスして表示されるか確認してみましょう。
WordPress側の設定
ロリポップ側で独自SSL化できたら、次はWordPress側でSSLの設定していきます。
WordPressにログインしたら『設定』→『一般』をクリック。
「WordPress アドレス (URL)」と「サイトアドレス (URL)」のURLを『http』→『https』に書き換えます。
画面下の「変更を保存」をクリックして設定を保存します。
ブラウザのアドレス欄がhttpからhttpsに変わっていれば設定完了です。
独自SSL化が完了したにも関わらず、サイトを表示させるとURLの左にあるアイコンに三角マークが表示されることがあります。
これはサイト内にhttp://で始まるコンテンツが紛れ込んでいることが多いため起こります。
私の場合はWordPressのテーマに『
Coconn』を選んだのですが、WordPressでSSL化の設定をしたにも関わらず、一部の設定で「http://」となっている部分がありました。
そこは画像ファイルを指定する場所で、「OGPのホームイメージ」「404ページ画像」「AMPロゴ」にhttp://で記述されている部分があり、これをhttps://に書き換えることでURL横の鍵マークから三角印が消えました。
これでWordPressで公開するブログの独自ドメイン化とSSL化が終わりました。
あとはWordPressのテーマやらスキンやらを選んでサイトを作りこんでいくだけです。
今回初めてロリポップとレンタルサーバー契約→独自ドメイン取得→WordPressでブログ開設→独自SSL化までやってきましたが、マニュアルにあるとおりに進めていくだけなので非常に簡単でした。
サイトの表示も軽く、ロリポップでレンタルサーバー契約して間違いなかったと思っています。
レンタルサーバーを始めて契約する人にも一連の流れは分かりやすいと思いますので、ロリポップはお勧めです。
補足
しばらくWordPressを使ってて『ダッシュボード(ログインして最初に表示される画面)』の中で「サイトステータス」という項目の赤枠部分に、「改善が必要」と表示されていることに気が付きました。
ここをクリックしてみると、
エラー 一部のファイルが WordPress から書き込みできません:
wp-admin/install.php
と表示されています。
ネットで「WordPress 一部のファイルが WordPress から書き込みできません ロリポップ」で検索してみると、サイト改ざん対策としてロリポップでinstall.phpのパーミッションを読み込み専用にしているとのことです。
「
2013/09/09 第三者によるユーザーサイトの改ざん被害に関するご報告|ロリポップ!」
またinstall.phpはWordPress簡単インストールで使用するためのもので、WordPressインストール後は不要となるので削除して問題ないそうです。
なおこの「install.php」に間違ってアクセスして実行してしまうと、簡単インストールが始まり新しいWordPressがインストールされる(初期化される?)ようなので、FTPでアクセスして削除しておくほうがいいでしょう。
私はすぐに削除しました。
そしてWordPressのダッシュボードのサイトステータスは「良好」に変わりました。