ネットで調べてみると、
Windows 7 では、バッテリーが完全に充電されていないときに通知してくれる機能が搭載されており、バッテリーが元の容量の 40 パーセントまで低下 (満充電時のバッテリ容量が設計容量の40 パーセント以下まで低下) した場合、Windows のバッテリ メーターに通知されます。
ということらしい。
そこで省電力マネージャーでバッテリーの状態を見てみると、以前は「良好」だったものが「普通」になっている。
さらに「初期状態の満充電容量の38%を保持している状態です」とのコメントが出ていた。
初期状態の満充電容量が56.16Whで、現在の満充電容量が21.84Wh。
省電力マネージャーのヘルプには
省電力マネージャーのヘルプより
主にAC アダプターを装着してコンピュータを使用し、バッテリーの電力をほとんど使用しない場合など、100%の残量近辺で充放電を繰り返すとバッテリーの劣化を早める場合があります。
とある。
たしかに最近色の管理が反映されない問題で何度もWindows10をクリーンインストールをしており、インストール直後はバッテリーの閾値を設定できないから、100%辺りで充放電を繰り返していた。
以前からバッテリーの容量は50%を切っていたのは知っていたが、クリーンインストールを繰り返したことで劣化を早めてしまったようだ。
調べてみるとバッテリーの「内部ゲージのリセット」をすると改善される可能性があるというので、試してみた。
省電力マネージャーで「バッテリーのメンテナンス」をクリックして、「バッテリー内部ゲージのリセット」を行うだけ。
ただ100%まで充電し、つづいて0%まで放電、そして100%まで充電するので時間がかかる。
今回はもともと100%だったので0%まで放電から始まったが、それでも5~6時間くらいかかった。
結果、現在の満充電容量が26.17Whで初期状態の満充電容量の46%くらいには改善した。
なおバッテリー状態が良好で容量が半分くらいに減っているThinkPad X60sで「バッテリー内部ゲージのリセット」をしてみたが、現在の満充電容量には変化がなかった。
ただレノボのサイト「
ThinkPad のバッテリーを長持ちさせる方法について」には「数ヶ月に一度、リフレッシュ(バッテリー内部ゲージのリセット)を行われることをお勧めします。」と書いてあるので、無駄ではなさそうだ。