2020/6/22追記
Micron RealSSD C400 (MTFDDAK128MAM-1J1)をThiniPad T520に入れ、Windows10をインストールしてみたところ、T520ではSATAドライバーを何にしても、同様の低い書き込み速度しかでないことが分かった。
試しにCFD CSSD-S6M512CG3VZをThinkPad X60sとT520にインストールしてみたところ、SATAドライバーによる違いはほとんど見られず、書き込み速度の低下もなかった。
どうやらMicron RealSSD C400 (MTFDDAK128MAM-1J1)の個体に問題があるらしい。
この確認結果は、「
Micron RealSSD C400 (MTFDDAK128MAM-1J1)の挙動がおかしい」に公開している。
ということで、以下の内容はMicron RealSSD C400 (MTFDDAK128MAM-1J1)の個体に問題がある内容として見てもらいたい。
---------追記ここまで---------
以前「
ThinkPad X60sとR61にWindows10 バージョン1909をクリーンインストールした」という記事の中でSATAドライバーをWindwos10で初めから適用されている「標準SATA AHCIコントローラー」からWindows7で使った「Intel Rapid Storage Technology Driver_9.6.0.1014」に更新したと書いた。
しかしSSDにインストールする場合、「Intel Rapid Storage Technology Driver_9.6.0.1014」を使うと書き込み速度が極端に落ちることが分かった。
SSD本来の性能を出すにはWindwos10で初めから適用されている「標準SATA AHCIコントローラー」をそのまま使う方が正しい。
Windows7でSSDを使う場合はどうなのか試していないので分からないが、Windows10でSATAドライバーの違いによる速度は以下のようになった。
使用したSSDはMicron RealSSD C400(MTFDDAK128MAM-1J1)
ThinkPad X60sではSATA Iで動作する。
CrystalDiskmarkの結果。
上がWindwos10で初めから適用されている「標準SATA AHCIコントローラー」を適用した測定値。
下が「Intel Rapid Storage Technology Driver_9.6.0.1014」を適用した測定値。
書き込み速度が30MB/s弱と非常に遅くなっているのが分かる。
ちなみにThinkPad R61(SATA II)もWindows7では「Intel Rapid Storage Technology Driver_9.6.0.1014」を使用しているが、同様に書き込み速度が30MB/s弱となった。
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