昆虫写真家・海野和男氏のサイトで紹介されていた本が気になっている。
その名も「アリの巣の生きもの図鑑」
アリの巣に住む生物を166種掲載しているそうだが、それ以前に、アリの巣にアリ以外の生きものが住んでいること自体初めて知った。
よく読んでみると、アリの幼虫に卵を産むヤドリバチや蟻だけを食べるクモなどの写真も掲載されており、すべて共生関係にある生物という訳ではなさそうだ。
現在まで知られているアリの巣に住む種類の90%を網羅しているそうで、これは読まなくては! と値段を見たら4,725円と高額だった。
しかも、この本の価値が分かる人が多いと見えて、アマゾンでは、すでに一時的に在庫切れに。(2013/3/11には在庫ありになりました)
海野さんによると「上製本で本の体裁も良く、内容からすれば激安だ」そうだ。
アマゾンでは書籍の写真がないが、以下のサイトで見ることができる。
なお著者の一人・丸山 宗利氏には、『アリの巣をめぐる冒険』というものがある。
「数々の新種を発見した気鋭の分類学者が描く、アリと好蟻性昆虫の世界。食べ物をねだる、かすめる、与え合う、捕食に寄生、擬態、共生の生物学(Amazon内容紹介より)」