東芝REGZA 26RE2をヤフオクで買った。
12,800円。
これが液晶テレビデビュー。
今まではPowerMac G4 MDD FW800とEIZO T731(19インチCRT)があり、スペースの関係で14インチブラウン管を使っていた。
しかし
PowerMac G4 MDD FW800の電源が壊れたのを機に、ヤフオクで電源が生きているPowerMac G4 MDD FW800を入手して動作品としてヤクオクで売却。
EIZO T731は、2万時間近く使用し全体的に赤っぽくなっていたので、市のリサイクルセンターに無償で引き取ってもらった。
これでスペースが空いたので、液晶テレビの設置を検討することにした。
スペースが空いたといっても、PCデスクと近いのであまり大きいとテレビが見づらくなるので、22~26インチで探し始めた。
最終的にパナソニック VIERA TH-L26X1・X1と東芝 REGZA 26RE2・RE1の2択になったが、どちらも調整しないとニュートラスな映像(白が白く映る)は出ないと思ったので、画質の調整項目が多い東芝 REGZA 26RE2を買った。
なお、14インチブラウン管は、まだ映るし処分に費用が掛かるので自宅保管している。
REGZA 26RE2の満足度
REGZA 26RE2の満足度は90点くらい。
買い換えて良かった。
【気に入った点】
- ソースの解像度がしっかりしていれば、映像がくっきりシャープ。
輪郭強調は-20でちょうどいいくらい。
- 発色はきれいだが派手ではない色合いなのがいい。
- IPS液晶なのでいろんな角度から見ても色の変化が少ない。
寝転がってみることがあるのでIPS液晶を選んでよかった。
- 設定項目が多く、気に入った設定できる。
特に映像調整関連では各入力機器×7つの設定記憶が可能なので、映像によって設定をセットしておけば簡単に映像に合った状態にセットできる。
- 入力端子がHDMI×2、ビデオ入力×2と多めでケーブルセレクタが必要なくなった。
- SDソースのアップコンバートもまずまず。
近くで見れば拡大感はあるものの、2mくらい離れた視聴距離ではほとんんど気にならない。
- 余った2.5インチ40GB HDDを1,000円くらいのHDDケースに入れて録画できる。
このテレビで常に録画をするつもりはないが、録画が重なった場合の予備録画的な使い方ができるのがいい。40GB HDDに2時間の映画を録画して残量が半分程度だった。
- オンタイマーでテレビが目覚ましになる。
時間は記憶されているので一度設定してしまえばいい。パナソニックL26X2などは一回毎に設定が解除される。
【気に入らなかった点】
- 予想通りだが音が薄っぺらい。
出力は5W×2でそこそこあるが、スピーカーが薄いので音に深みがなく携帯ラジオを聴いているような音質。現在はダイソーの300円スピーカー(3W×2)を使っている。出力こそ小さいが音に深みがあっていい。おすすめの格安スピーカー。
- 標準の映像設定では色が青みと赤みが強い。(映像設定でニュートラルな色合いに調整可能。設定値は後で記述)
- 液晶パネルがギラつきぎみ。
LGの液晶はThinkPad R61の液晶もだがギラつきがある。20cmくらいに近づいてみると、砂嵐のようなギラギラがあり、それが液晶の画面より浮き出て見えるため目の焦点が合わせづらくなる。しかし30cm以上離れてしまうとまったく気にならないので、問題はないがパーフェクトな液晶パネルではない。ThinkPad R61の場合は画面からの距離がどうしても近くなりギラギラが気になってしまうので、サブPCにした。
- 暗い場面は苦手。
地上波の明るい番組に合わせて明るさを設定していると、映画や時代劇の暗いシーンでは映像が非常に見づらくなる。これは映像メニューの「テレビプロ」と「映画プロ」というプリセットの設定値を変更することで対応。設定値は後で記述。
- HDMI2が左側面にあり、常にHDMIケーブルを挿しているので目障り。
HDMI端子がもう一つ背面にあったらよかった。
- イヤホン・ヘッドホン端子が左側面の高さが真ん中ぐらいにあるので、邪魔くさい。
ブラウン管のように下部に端子がある方が便利。
REGZA 26RE2の映像設定
REGZA 26RE2は標準の映像設定では全体に青みと赤みが強いので、白が白く見えるようニュートラルな色合いに調整した。
その設定値を公開する。
- リモコンの「クイック」ボタン→「映像設定」
- 映像メニュー「標準」を「テレビプロ」に変更
- 「明るさ検出」をオフに設定
- 「映像調整」を選択。以下の値を設定
- バックライト:50
- ユニカラー:85(お好みで)
- 黒レベル:0
- シャープネス:-20(お好みで)
- 「詳細調整」を選択。以下を設定
これで白が白く見えるようニュートラルな色合いになる。 なお、映画や時代劇など暗いシーンが多い映像を見る場合は、
と設定すると、暗い場面でもよく見えるようになる。
自分はこの設定を「映画プロ」で設定している。
またJ:COM関連の番組はSD画質でしか録画できないので、SONYのアナログDVDレコーダー RDR-HX8にHQ+で録画している。
REGZAとの接続はD端子(D2)接続。(HDMI1をJ:COM STB、HDMI2をPanasonic DMR-XW120)
輪郭をシャープにしようとシャープネスをあげるとノイズまで強調されて汚くなるので、「映像設定」のレゾリューションプラス設定を最大の5にしている。
こうするとノイズは強調されず輪郭がわずかにシャープになる。
REGZA 26RE2にダイソーの300円スピーカーを使う
REGZA 26RE2はポータブルラジオのような薄っぺらい音なので、小さい音は聴きづらく、低音がないので迫力がない。
そこでダイソーの300円スピーカーを使った。
ダイソーの300円スピーカーの出力は3W×2だが、厚みがあり低音が出るので深みのある音に変わった。
接続はヘッドホン端子につなげ、電源はUSBケーブル→USB充電ACアダプター→電源タップにつなげている。
なお、Yahooショッピングで買った200円ほどの四角いUSB充電ACアダプターを使ったところ、「ポッポッポッ」というノイズが常に入った。
↓こんな形のタイプ。
このUSB充電ACアダプターは、交流から直流に変換しているものの平滑回路が入っていないのかもしれない。
オリンパスのデジカメ用USB充電ACアダプター(TG-615もしくはSZ-16用)を使ったところノイズが消えたので、現在これを使っている。
将来的にはUSB端子つき電源タップにするつもり。