OLYMPUS TG-615のISOを積極的に使うため、各ISOでどの程度の画像が得られるのか調べてみた。
また、TG-615の設定できるISOは80~1600だが、暗い場所ではISO2500になるシーンモードのキャンドルもチェックした。
チェック内容は、「画像サイズとズーム編」と同じく、ウェブ上に公開する大きめのサイズ800×600ピクセルにリサイズした場合の画質を見て、個人的に使えそうかどうか、というもの。
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OLYMPUS TG-615を使いこなす:画像サイズとズーム編共通撮影設定
画像サイズ:5M、Pモード、WB:AUTO、ESP測光
リサイズ設定
Photoshopを使用。
800×600にリサイズ。
アンシャープマスク:70%、半径0.3、しきい値0。
個人的結論
ノイズはあまり気にしないので、ISO1600も意外と使えそう。
キャンドルモードは、ISOにかかわらずノイズリダクションが強力に働くうえに、ホワイトバランスもキャンドル光に合わせたもののようなので、通常撮影には向かないようだ。
しかしキャンドル光での撮影も、ノイズリダクションが強力に働いているので、あまり使う気にならない。
作例
ISO80
F11、SS:1/125S、昼
F3.9、SS:1/2S、夜
ISO100
F11、SS:1/160S、昼
F3.9、SS:1/2S、夜
ISO200
F11、SS:1/320S、昼
F3.9、SS:1/3S、夜
ISO400
F11、SS:1/640S、昼
F3.9、SS:1/6S、夜
ISO800
F11、SS:1/1250S、昼
F3.9、SS:1/13S、夜
ISO1600
F11、SS:1/2000S、昼
F3.9、SS:1/25S、
キャンドルモード
キャンドルモードでは、ISO800が自動選択されてもノイズリダクションが強力に働くようだ。
5M等倍で見ると、かなり塗りつぶされていた。
F11、SS:1/1000S、ISO800、昼
F3.9、SS:1/25S、ISO2500、夜
以下は、キャンドルモードとISOのノイズリダクションのかかり具合を比較。
画像サイズ5Mで撮影し、等倍切り出し。
キャンドルモード(ISO800自動選択)、WB設定はできない。
画像が青っぽくなることから、キャンドルのオレンジっぽい光に合わせたホワイトバランスが自動設定されるようだ。
Pモード(ISO800)、WBオート