レビューに使用したパソコンはメーカーからの貸出機です。
Lenovo LOQ 16IRH8 (第13世代Inel Core) レビュー 概要
Lenovo LOQ 16IRH8 は、第13世代 Intel Coreを搭載したレノボのゲーミングノートパソコン。
Lenovo LOQ(レノボ ロック)はレノボの新しいゲーミングブランドで、エントリー向けゲーミングパソコンをラインナップしている。
上位のゲーミングブランドはこれまで通りLegionシリーズがある。
これまでエントリー向けゲーミングノートにはIdeapad Gamingがあったが、LOQシリーズでは吸排気口がより大きくLegion並みになって、Legionの下位モデルの印象が強くなった。
Lenovo LOQには、Lenovo AI Engine+というものが搭載されており、センサーによりシステムのパフォーマンスを調整してくれるらしい。
Lenovo LOQ 16IRH8には3つの仕様がラインナップされており、大まかには以下の仕様が異なる。
レビューには「82XW004XJP」を使用した。
Lenovo LOQ 16IRH8 (第13世代Inel Core) のラインナップ
型番 |
82XW004XJP |
82XW004VJP |
82XW004YJP |
CPU |
Intel Core i5-13420H (8コア/12スレッド/最大4.6GHz) |
Intel Core i7-13620H (10コア/16スレッド/最大4.9GHz) |
Intel Core i7-13620H (10コア/16スレッド/最大4.9GHz) |
グラフィックス |
RTX3050 Laptop GPU 6GB |
RTX4050 Laptop GPU 6GB |
RTX4060 Laptop GPU 8GB |
Lenovo LOQ 16IRH8 (第13世代Inel Core) レビュー機のスペック
Lenovo LOQ 16IRH8 (第13世代Inel Core) レビュー機のスペック
型番 |
82XW004XJP |
OS |
Windows11 Home |
CPU |
Intel Core i5-13420H (8コア/12スレッド/最大4.6GHz) |
メモリ |
16GB DDR5-5200MHz (2x8GB) |
ストレージ |
512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe Gen 4 TLC( Micron MTFDKCD512TFK 512.1GB ) |
ディスプレイ |
16型 WUXGA 1920x1200 IPS 非光沢 144Hz |
グラフィックス |
RTX3050 Laptop GPU 6GB |
外部インターフェイス |
背面:USB3.2 Gen2 x2、イーサネット、HDMI、電源コネクタ
右:電子式プライバシーシャッター、USB3.2 Gen1 x1
左:USB3.2 Gen2 Type-C x1、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック |
スピーカ |
ステレオスピーカー (底面:2W x2) |
通信 |
イーサネット:10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T (背面)
ワイヤレス:Wi-Fi 6対応 (IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n準拠) 2x2 & Bluetooth:Bluetooth v5.1 |
Webカメラ |
1080p FHDカメラ (電子式プライバシーシャッター付) |
本体サイズ |
約 359.6x277.6x21~25.9mm |
重量 |
約2.6kg |
ACアダプター |
入力100-240V 2.5A 50/60Hz 、出力:20V 8.5A 170W (FPU PN:02DL140) |
バッテリー |
60Whr、使用時間(JEITA2.0):約8時間、充電時間(パワーオフ時):約2時間(急速充電) |
付属品 |
ACアダプター、電源コード、Lenovo LOQ M100 RGB マウス |
発表日 |
2023年5月16日 |
Lenovo LOQ 16IRH8 を見に行く
Lenovo LOQ 16IRH8 (第13世代Intel Core) の本体レビュー
外観
全体的に艶消しメタリックグレー塗装されており全体的にチープさは感じられない。
LOQのロゴはLegionを想像させるデザイン。
底面後部には大きな吸気口があり、左右に排気ファンが搭載されている。
底面前部に2Wのスピーカーを左右に配置。
大きさ・重量
16インチ液晶を搭載しているLOQ 16IRH8の大きさは、A4サイズの用紙より一回り大きいサイズ。
14インチ液晶のThinkPad P14sと比較すると、LOQ 16IRH8はかなり大きく感じる。
厚さは後部で約30mm、前部で25mm(ゴム足含む)。
重量はカタログ値で約2.6kg。
LOQ 16IRH8のACアダプターのサイズは約150x77mm。
170WのACアダプタはかなり大きく、電源ケーブルはデスクトップPCと同等の太さ。
写真下のACアダプターはThinkPad P14sの65Wタイプ。
Lenovo LOQ M100 RGB マウスが付属している。
スクロールホイール後部にDPI切り替えスイッチがあり、左側面に2つボタンが配置されている。
使用中スクロールホイールとLOQのロゴが光る。
作りに安っぽさが感じられるものの、お試しゲーミングマウスと考えれば初めてゲーミングPCを買う人にはありがたい。
このマウスに不満が出たら不満点のない市販のマウスを買えばいい。
インターフェイス
左側には:排気口、USB3.2 Gen2 Type-C x1、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック。
右側には排気口、電子式プライバシーシャッター、USB3.2 Gen1 x1。
背面には、左からUSB3.2 Gen2 x2、イーサネット、HDMI、電源コネクタ。
電源コンセントにつなぐとコネクタ上部のランプがが光る。
Legion760だと各コネクタのアイコンが光っていた。
液晶パネル
16型 WUXGA 1920x1200(16:10) IPS 非光沢 144Hz。
色の偏りは感じられず、美しい液晶パネル。
非光沢液晶にときどき見られるギラつきはなく、長時間見ていても疲れない。
最大輝度は低めで一番明るくしても眩しく感じない。暗くはないので性能的には十分。
液晶を上から見たところ。
IPS液晶なので視野角は広く、色の変化は感じられない。
液晶を横から見たところ。
同様に視野角は広く、色の変化は感じられない。
少し白っぽくなっているのは、壁の模様が反射しているため
液晶はLegion760のように180度開かないが、個人的にはこれで十分だと思う。
キーボード
キー配列は、テンキー付きの一般的な日本語配列。
「¥」「Back Space」「Return」キー周囲のキー幅やキー間隔が狭くなっており、慣れないと打ち間違いをしやすい。
実際バックスペースを押したつもりが、「Num Lock」を押してしまうことがあった。
キーピッチは19mmでタイピングしやすい。
キーの高さ(キーストローク)は1.5mmで入力しやすく、ThinkPad P14sでタイプした後でも気になるほどの違いは感じられない。(EnterやBack Space付近のキー配置を除いて)
タイピングしても騒がしくなく、適度にクリック感があるのがいい。
タッチパッドは大きく幅約120mm。
Fn+F10でタッチパッドの有効無効が切り替えられる。
キーボードバックライトはFnキー+スペースで点灯可能。
消灯→弱→強→消灯……と切り替えられる。
Fn+Qキーはサーマル・モード(PCのパフォーマンスモード)の設定を切り替えられる。
キーを押すごとに静音、バランス、パフォーマンス・モードに切り替わり、電源ランプの色がそれに合わせて青、白、赤に変わる。
サーマル・モードはLenovo Vantageからも設定できる。
Lenovo Vantageでは静音、バランス、パフォーマンスのほかにパフォーマンスとファン速度を設定できるカスタムモードがある。
Lenovo VantageからはGPUのモード(ハイブリッドモード、ハイブリッドiGPU専用モード、dGPUモード)も切り替えられる。
ハイブリッドモードは内蔵グラフィックと専用グラフィックを状況に応じて使い分けるモードで通常これが選択されている。
ハイブリッドiGPU専用モードは内蔵グラフィックのみを使用するモード。dGPUモードは専用グラフィックのみを使用するモード。
各モードへの切り替えはPCの再起動が必要となる。
ちなみにハイブリッドモードだと、ベンチマーク開始時に自動でdGPUモードに変更したなどのメッセージが表示された。
そのほかLenovo VantageではGPUクロックアップなども設定できるが、設定しようとすると設定は自己責任という警告メッセージが表示される。
Lenovo Legion 760のパフォーマンス
以下のソフトを使用してLegion 760のパフォーマンスを測った。
- CrystalDiskInfo
- CristalDiskMark
- Cinebench (R15/R20)
- Aviutlエンコード
- ドラゴンクエストX ベンチマーク
- FF14 ベンチマーク
- FF15 ベンチマーク
- 3D MARK デモ版(Time Spy、Fire Strike、Night Raid)
Aviutlエンコードでは、エンコード時間、CPU温度、クロックスピードの推移を見ていく。
LOQ 16IRH8単体だとパフォーマンスが分かりづらいので、比較対象として以下のパソコンの計測した。
なお3D MarkベンチマークはLOQ 16IRH8、Legion 760、MouseComputer MPro T376Xのみ。
LOQ 16IRH8のベンチマーク測定に際し、ゲームベンチではサーマル・モードをパフォーマンス・モードのみで測定。
ベンチマーク測定PCのスペック
ベンチ測定PC |
CPU |
グラフィックス |
ストレージ |
LOQ 16IRH8 |
Intel Core i5-13420H (8コア/12スレッド/最大4.6GHz) |
RTX 3050 |
Micron MTFDKCD512TFK 512.1GB NVMe(PCIe4.0x4) |
Yoga 770i |
i7-1260P (12コア/16スレッド/最大4.7GHz) |
Intel Iris Xe Graphics |
Samsung MZAL41T0HBLB-00BL2 1TB NVMe(PCIe4.0x4) |
ThinkPad P14s |
i7-10610U (4コア/8スレッド/最大4.9GHz) |
Quadro P520 |
Samsung MZVLB512HBJQ-000L7 512GB MVMe(PCIe3.0x4) |
Legion 760 |
Ryzen7 5800H (8コア/16スレッド/最大4.4GHz) |
RTX 3080 |
SAMSUNG MZVLB1T0HBLR 1TB NVMe(PCIe3.0x4) |
Lavie N15 |
i5-1135G7 (4コア/8スレッド/最大4.2GHz) |
インテル Iris Xe グラフィックス |
東芝(KIOXA)KXG6AZNV256G 256GB NVMe(PCIe3.0x4) |
Surface laptop2 |
i5-8250U (4コア/8スレッド/最大3.4GHz) |
インテル UHD グラフィックス 620 |
SKhynix BC501 256GB NVMe(PCIe3.0x2) |
ThinkPad T520 |
i5-2520M (2コア/4スレッド/最大3.2GHz) |
NVIDIA NVS 4200M |
Crucial MX500 (SATA3) |
MPro T376X |
i7-6700 (4コア/8スレッド/最大4.0GHz) |
GTX 1050 |
SanDisk SSD Plus 240GB (SATA3) |
CrystalDiskInfo
Micron MTFDKCD512TFK 512.1GB MVNe SSDが搭載されている。
CristalDiskMark
LOQ 16IRH8 Micron MTFDKCD512TFK 512.1GB MVNe SSDのCristalDiskMark値。
NVMeとしては標準的な速度。
Cinebench
Cinebench R15
Cinebench R15 ベンチマーク値
パフォーマンスとバランスモードではほとんど差がない。
各パソコンのCinebench R15測定値グラフ。
i5-13420H (8コア/12スレッド/最大4.6GHz)は、i7-1260P (12コア/16スレッド/最大4.7GHz)に迫る勢い。
Cinebench R20
Cinebench R20 ベンチマーク値
パフォーマンスとバランスモードではほとんど差がない。
Cinebench R20 ベンチマーク値比較グラフ。
i7-1260P (12コア/16スレッド/最大4.7GHz)より高い値が出た。
Cinebench R23
Cinebench R23 ベンチマーク値。
パフォーマンスとバランスモードではほとんど差がない。
Cinebench R23 ベンチマーク値比較グラフ。
Cinebench R23でもi7-1260P (12コア/16スレッド/最大4.7GHz)より高い値が出ている。
ただ値は誤差範囲だと思われる。
Aviutlエンコード
用意した動画ファイルをエンコードし、エンコード時間、CPU温度、クロックスピードの推移を計測した。
素材
MOV 1280x720 8Bit AVC/H.264 Baseline@3.1 1:1 Progressive 29.97fps 7319f 8396.89kb/s
長さ:4分4秒 / サイズ:244MB
エンコード内容
素材を1280×720→1920×1080に変換。
x264でプロファイルを「Youtube」に設定。
そのほかは変更なし。
計測時の室温
Aviutl エンコード 計測時の室温
LOQ 16IRH8 |
26℃ |
Yoga 770i |
20℃ |
ThinkPad P14s |
28℃ |
Legion 760 |
28℃ |
Lavie Direct N15 |
22℃ |
Surface laptop2 |
32℃ |
ThinkPad T520 |
28℃ |
MPro T376X |
18℃ |
エンコード時間
LOQ 16IRH8のAviutlエンコード時間。
Cinebenchと同様、パフォーマンスとバランスモードの差はほとんどない。
Aviutlエンコード時間比較グラフ。
Ryzen7 5800Hと同等でi7-1260Pより短時間でエンコード出来ている。
CPU温度とクロックスピードの推移
Aviutlエンコード時のCPU温度とクロックスピードの推移は、Core Tempのログ機能を使って計測した。
掲載しているグラフは、各コアの温度およびクロックスピードをコア数で割り平均したもの。
Aviutlエンコード時の平均クロックスピード比較グラフ。
クロックスピード推移の傾向はLegion760(Ryzen7 5800H)と似た感じ。
できるだけクロックスピード優先で処理しているようだ。
多コア多スレッドを生かしたYoga770i(i7-1260P)とは対照的。
Aviutlエンコード時の平均CPU温度比較グラフ。
CPU温度はLegion760(Ryzen7 5800H)より優秀で、バランスモードではエンコード時間がほとんど同じなのにほぼ70度台で推移している。
ドラゴンクエストX ベンチマーク
グラフィック設定:最高品質
解像度:1920x1080
表示方法:フルスクリーン
ThinkPad P14sのみ標準品質で測定。
ドラゴンクエストX ベンチマーク参考値
評価 | スコア | 評価 |
LOQ 16IRH8
パフォーマンス |
20846 |
すごく快適 |
Yoga 770i |
9104 |
とても快適 |
ThinkPad P14s
標準品質 |
6274 |
快適 |
Legion 760 |
21424 |
すごく快適 |
MPro-T376X |
17760 |
すごく快適 |
FF14 ベンチマーク
グラフィック設定:最高品質
解像度:1920x1080
表示方法:フルスクリーン
FF14 ベンチマーク結果
PC | スコア | 評価 |
LOQ 16IRH8
最高品質
パフォーマンス |
14778 |
とても快適 |
Yoga 770i |
4288 |
普通 |
ThinkPad P14s
標準品質、1280×720、ウィンドウ |
7185 |
やや快適 |
Legion 760 |
18642 |
非常に快適 |
MPro-T376X |
7022 |
やや快適 |
FF15 ベンチマーク
グラフィック設定:高品質、標準品質
解像度:1920x1080
表示方法:フルスクリーン
FF15 ベンチマーク結果
PC | スコア | 評価 |
LOQ 16IRH8
高品質
パフォーマンス |
5886 |
やや快適 |
LOQ 16IRH8
標準品質
パフォーマンス |
8375 |
快適 |
Yoga 770i
標準品質 |
2572 |
やや重い |
ThinkPad P14s
軽量品質・1280×720・ウィンドウ |
2064 |
重い |
Legion 760 |
10644 |
とても快適 |
MPro-T376X |
2305 |
重い |
3D MARK デモ版(Time Spy、Fire Strike、Night Raid)
Time Spy
3D MARK Time Spyベンチマーク値
3D MARK Time Spy ベンチマーク比較
PC | スコア | グラフィックスのスコア | CPUスコア |
LOQ 16IRH8 |
11973 |
12394 |
9253 |
Legion 760 |
11973 |
12394 |
9253 |
MPro-T376X |
2007 |
1835 |
4305 |
Fire Strike
3D Mark Fire Strikeベンチマーク値
3D MARK Fire Strike ベンチマーク比較
PC | スコア | グラフィックスのスコア | 物理スコア | 総合スコア |
LOQ 16IRH8 |
25710 |
29787 |
25412 |
12799 |
Legion 760 |
25710 |
29787 |
25412 |
12799 |
MPro-T376X |
5939 |
6711 |
10439 |
2367 |
Night Raid
3D Mark Night Raidベンチマーク値
3D MARK Night Raid ベンチマーク比較
評価 | スコア | グラフィックスのスコア | CPUスコア |
LOQ 16IRH8 |
55735 |
116720 |
14072 |
Legion 760 |
55735 |
116720 |
14072 |
MPro-T376X |
19422 |
26427 |
7763 |
すべてベンチマークでLegion760と同様、開始してしばらくすると大きな排気音がしていた。
静かなのに越したことはないが、頑張って冷やしているんだという安心感がある。
ベンチマーク測定中に発熱部位をチェックすると、電源ボタン部のあるパネルがかなり熱くなっていた。
キーボード上部もそこに接しているため熱くなっていたが、パネルほどではない。
底面はわずかに暖かい程度。
底面の大きな吸気口から吸気して、背面と側面4か所からの排気でうまく熱の処理をしている印象。
鉄拳7を実際にプレイ
鉄拳7を各サーマル・モードに切り替えて実際にプレイしてみた。
グラフィック設定は、フルスクリーン、1920x1080、垂直同期:オン、描画品質プリセット:最高。
バランス・モード
プレイ中は60fpsで快適にプレイできる。
アーケードモードのプレイ間のグラフィック描画時に30fpsを少し下回る感じで、多少カクツキを感じる時がある。
排気音はそこそこしているが、ゲームの音で気にならない。
パフォーマンス・モード
プレイ中は60fpsで快適にプレイできる。
アーケードモードのプレイ間のグラフィック描画時に30fpsを少し下回る感じで、多少カクツキを感じる時がある。
排気音はバランスモードより多きになっており、ゲームの音があっても少し気になる。
またパフォーマンス・モードに切り替えると画面の輝度が少し落とされる。
静音・モード
プレイ中は60fpsで快適にプレイできる。
アーケードモードのプレイ間のグラフィック描画時に30fpsを少し下回る感じで、バランス・モードよりカクツキを感じる時がある。
排気音はそこそこ静かで耳を使づけなければ、ファンが回っているのが分からない程度。
ゲームプレイは快適なので、音が気になるなら静音モードで十分。
また静音・モードに切り替えると画面の輝度が少し落とされる。
鉄拳7まとめ
ゲームプレイは各サーマル・モードでカクツキなどは感じられず違いはない。
アーケードモードのプレイ間のグラフィック描画時のカクツキが多いか少ないか程度の差だった。
排気音を少なくしたいなら静音モード、通常プレイするならバランスモードという感じ。
パフォーマンスモードを選択する必要な感じられなかった。
なお所有のMouseComputer MPro T376X(i7-6700 4コア/8スレッド/最大4.0GHz、GTX 1050、8GBメモリ)で鉄拳7をプレイした場合、描画品質プリセットをカスタムですべて「高」にすると、Lenovo LOQ 16IRH8のバランスモード時のfpsとなった。
Lenovo LOQ 16IRH8の感想
処理の軽いゲームや簡単な動画編集をするならこれで十分だと感じた。
鉄拳7でほぼ問題なくプレイできたので、これより性能の低いMPro T376Xでのプレイに問題のないThe Forest、バイオハザード4、GRID レジェンド、Need for Speed Heatでも余裕をもってプレイできるはず。
冬にコタツに入りながらLenovo LOQ 16IRH8でまったりゲームをしたくなった。
気に入った点
- 自分がプレイしているゲームがストレスなくプレイできる。
- 一番低いモデルだが思ったより性能が高く、色々な用途に使えそう。
- 筐体の剛性が高く、家の中で移動させるのに安心感がある。
- 液晶がいい。非光沢液晶のギラつきもなく、長時間使える。
- スピーカーの音量、音質は十分。ノートPCでもこれだけの音が出せるのかと感心した。
- 液晶を開くときに指を引っかける突起があるのが便利。
- パフォーマンスモードをショートカットで切り替えられるのが便利。
- キーボードバックライトやPC底面がギラギラと7色に光らなくていい。
- Legion760同様、吸排口が大きく放熱処理がしっかりしている。
気になった点
- リターンキーやBack Space周辺のキーサイズや間隔が小さく狭い。
- Legion760同様、排気音が大きい
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