いままで撮影した画像を保存していたDVD-RをPCに読み込もうとしたら、不織布の痕が記録面についており、読み込み不能となっていた。
DVD-Rを入れていたのは、DVD-Rが96枚入るアルバムタイプの不織布ケースだ。

そこで、どうせ読み込めなくなるなら、ものは試しと、車用の超微粒子コンパウンドを使用して、記録面を研磨してみた。


これがコンパウンド研磨前のDVD-R
不織布の模様がしっかりついてしまっている。

コンパウンド研磨後のDVD-R。
研磨に使用した布は、車のワックス拭き上げ用のきめの細かいもの。
結果、不織布の痕も消えて、記録面はきれいになった。
早速、ドライブに入れてみると、みごと読み込みは成功。


これが使用した超微粒子コンパウンド。
もう5年以上うちにある代物で、コンパウンドと溶液が分離しかかっているのだが、何とか役に立ってくれた。

今後、コンパウンドの溶剤が、DVD-Rにどのような影響を及ぼすか分からないので、念のためバックアップをとっておいた。
なお、しばらく時間が経つと、ケースに入れていないのに、不織布の痕がうっすら出てきたから、不織布ケースの侵蝕は少し深いのだろう。

ところで、同じケースに入れていたものの、不織布の痕がついていないディスクもあり、もしかしたらDVD-Rの記録面と不織布の相性があるのかもしれない。