本日SILKYPIXのマックバージョンがリリースされたので、対応機種外のX3FファイルをDNG変換したファイルで現像できるかチェックしてみました。
結果はパッと使ってみた感じ、画像の状態に関しては問題なさそうでした。
DNG変換設定で「Raw画像を保持」と「リニア画像に変換」の2つのファイルを現像してみましたがあまり変わらず、TIFF16bitに保存するのもPhotoProと同じか気持ち速い気がしました。
気になったのがCOOLPIX5000のNEFファイルとそれをDNGに変換したファイル(2種類)ともに現像出来なかったこと。補色系CCDのRAWデータは対応していないとどこかで見た気がしましたが(もともと対応外の機種だけど)、DNG変換したものもダメだとは・・・。
で使用感ですが、個人的には悪い部類だと思っています。
すべての動作が緩慢で、パラメータを調整する度に時間のかかる再描画が行われ、とてもイライラしました。(Graphic Converterほどじゃない)
また、ヒストグラムパレットの透明度が調整出来る時と出来ない時があり、動作にもちょっと不安があります。
Macの環境はPowerMacG4 1.25Dual Memory1.25GB OSX10.3.7
調整するパラメータが多く期待を持たせるソフトですが、1万円弱を払ってまで使うレベルに達していないように思います。
現時点では同じくらいのお金を出すんだったら、Photoshop Elements3を買ったほうがいいかな。(使ったことないけど)
あとDNGに変換すると容量が8MBほどのX3Fファイルは、圧縮DNGでも2〜3MBほど増えてしまうので、SLIKYPIXで正式対応してくれると嬉しいんだけどなぁ。
- - - 追記 - - -
なにか問題があったのか今ダウンロードできるバージョンは1.0.1f1になっている。
で試してみたら、WB、シャープ、彩度などのパラメータ値を変えると、そのパラメータをさらに細かく調整(カスタム)できるものが出ていたものが、出なくなっていた。
きっとユーザー登録したら出てくるものだったのだろう。あとは同じみたい。