フォレスターSG5のパワステポンプから異音&オイル漏れがあったので、パワステフルードにWAKO'Sミッションパワーシールドを混ぜた。
フォレスターSG5は13年目、走行距離約2万Km。
パワステフルードはこれまで無交換。
走行距離は少ないので、パワステフルードは古いもののそれほど汚れていないと考え、パワステフルードの交換はせずに注入量分だけパワステフルードを抜いてミッションパワーシールドを入れてみることにした。
そもそもの始まりは、エンジンルームからエンジンの回転数に合わせて「ウィーン、ウィーン」という音が気になるようになってきたから。
とくにエンジン始動後のチョークが効いているときによく聞こえる。
ネットで調べたところ、ACテンショナープーリー、オルタネーター、パワステポンプに問題があると、このような音が出るらしい。
エンジンルームを調べると、パワステポンプのプーリー周りにオイル漏れのような跡がある。
さらにエンジンをかけて、スロットルをあおりながら耳を近づけると、パワステポンプから「ウィーン、ウィーン」という音が聞こえてきた。
パワステポンプに問題があるらしい。
走行距離約2万Kmでパワステポンプからオイル漏れとは、なんともやりきれない。
以前乗っていたレガシーターボBG5や1.8LランサーターボGSRは6~7年で10万Km走ったが問題なかったのに。
パワステポンプの価格を調べると新品が約7万円もするらしい。
かなり高い。
リビルド品は約1万円。
しかし現在付いているポンプを返送する必要があり、少し面倒くさい。
パワステフルードタンク内のオイル量を調べると、COLD MAXとCOLD MINの間75%辺り。
パワステフルードはそれほど漏れていないようなので、まずは一番安上がりなオイル添加剤で様子を見ることにした。
今回入れたWAKO'Sミッションパワーシールドは、ヘタったオイルシールをふやかして漏れを止めるもの。
シャフト部のオイルシールにどれほどの効果があるかは分からないが、ネットで調べるとミッションパワーシールドや先代商品のパワステ&ATシールコートをバイクのフロントフォークのオイルシールに塗布すると、漏れていたオイルが止まった例もあるようなので、少しは効果が期待できるかもしれない。
また車は13年目なので他のパワステ絡みのオイル漏れ予防にも期待したい。
今回購入した
WAKO'S(ワコーズ) ミッションパワーシールドはAmazonのマーケットプレイスで3,680円で購入。
ミッションオイル等の漏れ防止剤。
パワーステアリング・AT・CVT・MT・デファレンシャルのゴムシール部からのオイル漏れ・にじみを防止する添加剤です。超高粘度指数ポリマーの効果で、ATF・CVTFの粘度を回復・最適化します。また、パワーステアリングやAT・CVTに要求されるキャビテーションの防止や耐摩耗性向上のほか、金属ベルト式CVTの伝達効率を向上できます。湿式クラッチを使用する2輪車のエンジンオイルの漏れ防止にも使用できます。
WAKO'Sミッションパワーシールド説明書き。
対象オイルに5%添加する。
パワステフルード廃棄用に用意した、100均油吸収パッド+新聞紙+ビニール袋。
これにパワステフルードを染み込ませて廃棄する。
パワステオイル抜き取り&WAKO'Sミッションパワーシールド注入用に用意した油差し(オイラー)。
180mlで25ml毎の目盛がある。
Amazonでも108円から
油差し(オイラー)が買える。
パワステフルードタンクの注ぎ口から油差しを入れてパワステフルードを抜く。
ミッションパワーシールドは対象フルードに5%添加するので、フォレスターSG5のパワステフルード0.7L(サービスマニュアルより)に対し、その5%の35mlを抜く。
実際に抜いた写真では35mlより少し多かったかもしれない。
油吸収パッドに染み込ませたパワステフルード。
100均の油吸収パッドは1個で120mlまで吸収できると説明書きにはあるが、35mlでいっぱいいっぱいな感じだった。
この後、抜いたパワステフルードと同じ量35mlのミッションパワーシールドを油差しに入れ、パワステフルードタンクに注入。
パワステフルードタンクのCOLD MAXとCOLD MINの間75%辺りに液面が来ているのを確認した。
念のため、エンジンをかけてハンドルをロック付近まで左右に数回まわし、オイルを循環させておいた。
今後のパワステフルード漏れの確認のために、フルードと埃で汚れていたパワステポンプを清掃した。
清掃は、ベルトカバーとベルトカバーステーを外して行った。
プーリーの裏のパワステポンプはブレーキパーツクリーナー、歯ブラシ、割りばし+ウェスで清掃すると、黒くなっていたパワステポンプがシルバーの本体が現れた。
ミッションパワーシールド添加後の効果は、
対象フルード/オイルに5%添加する。
漏れやにじみには、添加後300Kmまたは10時間程度の運転で徐々に効果が表れます。
ということだが、私は年に約2,000Kmしか走らないので、効果が出始めるのは半年くらいだろう。
今後の効果や気づいたことなど、このページで報告していくつもりです。