昨日の続きで個人的にK100Dのどこが注目なのか?
その判断基準として、ツーリングや旅行に持って行ってどうなのかって事。
これをそれぞれのカメラに照らし合わせた時、K100Dがバランスがよさそう。
各小型デジ一眼と参考にSD10のスペックを比較してみた。
スペック | SD10 | K100D | α100 | Kiss DX | D80 |
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サイズ (W×H×D mm) | 152 × 120 × 79 | 129.5 × 92.5 × 70 | 133.1 × 94.7 × 71.3 | 126.5 × 94.2 × 65 | 132 × 103 × 77 |
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重量(g) | 785 | 560 | 545 | 510 | 585 |
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画素数 | 1029 (出力画素数:343) | 610 | 1020 | 1050 | 1020 |
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ファインダ倍率 | 0.77 | 0.85 | 0.83 | 0.8 | 0.94 |
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ボディ内手振れ補正 | ー | ○ | ○ | ー | ー |
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ダストリダクション | ー | ー | ○ | ○ | ー |
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価格(円) ( yodobashi.com ) | 189,000 | 74,800 | 99,800 | 89,800 | 119,800 |
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昨年、北海道にSD10を持って行き、「暗い知床五湖での手振れ」「一脚は邪魔で不使用」「レンズ交換は面倒」「急な被写体でのレンズ交換は無理」「やっぱりカメラは軽い方が楽」などの教訓と高倍率ズームを使用する場合を考えながら、比較してみた。
サイズと重量
ほぼ同じであまり差はないが、グリップの握り心地が体感重量に影響する。
一差し指はシャッターボタンにかかるので、小指でのホールドが良いと持ちやすくなるが、K100D、α100、は問題ない握り心地。D70s(D50)も一回り大きめのボディーなのでD80も恐らく問題なし。
Kiss DNは小指がグリップにかかり難くく、シャッターボタンの位置も前に出すぎている感じだったのでほぼ同じボディサイズのKiss DXも同じだと思う。
これらからサイズと重量に関してはK100D、α100、D80が良い。
画素数と手振れ補正とダストリダクション
ツーリングや旅行だと気軽に撮影したいのと、レンズ交換不要の高倍率ズームを使いたいので、やっぱり手振れ補正は欲しいのでKiss DXとD80は除外。
次に画素数だが、一見多い方がいいと思いがちだが、画素数が多いほどブレにシビアになってしまうので、600万画素の方が手振れによる影響は出にくくなる。
ダストリダクションはあった方がいいが、高倍率ズームを使用する事を考えると内部で発生するゴミだけなので、それほどシビアに考えなくてもいいと思う。
そうなるとK100D、α100、Kiss DX&D80の順になる。
ファインダ倍率
SD10ではフォーカスポイントが中央にしか無いため、ほとんどマニュアルフォーカスだが、ツーリングや旅行ではオートフォーカスが楽だと思うが、フォーカスポイントから外れる所にピントを合わせたい場合があったりするので、マニュアルフォーカスもやり易いに方がいい
そうなると順にD80、K100D、α100、Kiss DX。
価格
もちろん易い方がいいのでK100D、Kiss DX、α100、D80の順になる。
その他、各カメラの感想
他の比較要因に画質もあるが、高倍率ズーム使用と、各カメラの画質に大きな開きはないこと(ツーリング&旅行で気軽に撮影するレベル)を考えると、あまり気にしていない。
K100Dの魅力はボディ内手振れ補正と価格。
先日カメラ屋で200mm手持ち撮影してみたが、背面液晶を見る限り手振れを感じなかった。
価格も10/15までに買えば1万円キャッシュバックされるし、istDS2よりも色々改良が加えられているようなので、コストパフォーマンスは高い。
カメラを握った感じもしっくり来たので、使ってて疲れてくる事も少なそう。
α100はデジタル一眼としては初製品だし、ソニー製というのがちょっと心配(と言いつつも、14インチのテレビやVHSを10年近く使ってる。が、最近のソニー製品はやっぱり心配)。
持った感じも特に違和感を感じなかった。
画質はあまり気にしないと書いたが、Kiss DXはというかキャノンの画質は他の製品よりやっぱり一歩抜きんでてると思う。高感度でノイズが少ないので撮影できる状況は増えるし、クリアな画質という印象がある。
が、キャノンのシャッターボタンの位置は、慣れの問題もあるが私には馴染みにくいと思った。
ボディーはD50とほぼ同じサイズみたいなので、D50の握った感じからすれば手に馴染むと思う。
が、ファインダー倍率以外、旅行カメラとしては魅力が薄い。
D80はサンプル画像も少ないのでなんとも言えないが、手振れ補正なしの1000万画素は手持ち撮影ではブレに対してシビアになってきそう。
結論
コストパフォーマンス、手振れ補正、ファインダー倍率のトータルパフォーマンスの高さでK100Dが良い。
これだけ比較、検討しながらK100Dを買うつもりは今のところない!
が、今後ツーリング&旅行カメラを買うとなった時のいい参考になると思う。