先日、相模原北公園で出会ったカワセミをTG-615で写すため、記録画像サイズを小さくして、光学ズームを越えたスーパーテレ端を使って撮影した。
OLYMPUS TG-615@相模原北公園しかし、お世辞にも高画質とは言えるものではなかった。
そこで、記録画像サイズを小さくするにつれてズーム倍率が上がる、スーパーテレ端がどこまで使える画質なのか、調べてみた。
スーパーテレ端とは、私が勝手に呼んでいるもので、記録画像サイズを14M未満に設定すると、ズーム表示が「W ― T」から「W ― T ― ST」に変わるところから、そう呼んでいる。
このTからSTの部分は、実際にズームされる訳ではなく、PCで画像をトリミングするのと同様の処理がされる。
だから、STの倍率が上がれば上がるほど、等倍の画質に近づいていく。
スーパーテレ端の焦点距離と倍率は『
OLYMPUS TG-615を使いこなす: スーパーテレ端の焦点距離と倍率』を参照。
チェック内容
撮影した写真はウェブ上で公開することがほとんどで、その画像サイズは大きくても800×600ピクセル。
そこで、撮影した画像をこのサイズにリサイズしたときに、ある程度満足のいく画質かどうかを調べる。
共通撮影設定
Pモード、ISO80、WB:オート。
リサイズ設定
Photoshopを使用。
レベル補正で山のない明部、暗部を詰める。
800×600にリサイズ。
アンシャープマスク:50%、半径0.3、しきい値0。
以下の画像は、クリックすると800×600サイズの画像で見られます。
1400万画素、ワイド端(28mm)
1400万画素 テレ端(140mm)
800万画素、スーパーテレ端
500万画素、スーパーテレ端
300万画素、スーパーテレ端
200万画素、スーパーテレ端
100万画素、スーパーテレ端
VGA(640×480)、スーパーテレ端。リサイズなし。
この作例から、800×600のサイズで300万画素までがまずまずという印象。
200万画素以下は、等倍で確認できるノイズリダクションの影響が見えてきているので緊急用かな。
ということで、常時設定しておく画像サイズは、ファイルサイズも考慮して5Mで使うことにした。