エプソンPX-045Aが2年もたずに壊れてしまったので、2019年11月にキヤノンのカラーレーザープリンター LBP7010Cを購入した。
LBP7010Cを載せている台の奥行は450mm。
インクにヘッドがついているキャノンのTS3130SやHPのプリンタも検討したが、目詰まりのイライラから解放されたかったのでカラーレーザープリンターを選択した。
カラーレーザープリンターにするとコピーができなくなるが、PX-045Aの前はプリンター単機能モデルEP-302を使っており、エプソンのフラットベッドスキャナー GT-9300UFも持っているので、そこまで不便にならない。
またレーザープリンターでは年賀ハガキなどの厚紙はカールしてしまう問題があるものの、反対側にカールしなおせば問題なさそうだ。
それよりもヘッドの目詰まりから解放されるのは大きい。
キヤノンLBP7010Cを選んだ理由
カラーレーザープリンターの候補は、キヤノンLBP7010C、キヤノンLBP621C、ブラザー ジャスティオ HL-L3230CDW。
ブラザー ジャスティオ HL-L3230CDW
■メリット
- 自動両面印刷がついているにもかかわらず安い(キヤノンLBP621Cと同等か少し安い)
- 有線・無線LAN対応
■デメリット
- ハガキの排紙が背面(横置きにはしたくない)
- 印字が薄いとのレビューあり。
- 自動両面印刷はA4のみ対応
- 消耗品が本体価格に近くなる。消耗品はトナーカートリッジ4色+ドラム4色分。トナーを互換、ドラムを純正でも本体価格に近くなってしまう。
キヤノンLBP621C
■メリット
- ウォームアップが速い
- 解像度が高い
- 有線・無線LAN対応
- トナーカートリッジはドラムと一体式で、互換トナー4色使用で本体より安い。
■デメリット
キヤノンLBP7010C
■メリット
- 安い
- コンパクト
- 軽い(他のレーザープリンターに比べて)
- 有線・無線LAN対応
- 互換トナー4色+純正ドラム1個(このモデルは一つのドラムで全色使用する)にすると、本体より安い。
■デメリット
- 給紙トレイが本体から出っ張っている
- ウォームアップ、印刷が他のレーザープリンターより遅い
- LAN非対応
結論
キヤノンLBP7010Cのデメリットは無視できるもので、他機種のメリットはなくても困らないものだった。
結局コスパの高いキヤノンLBP7010Cを選んだ。
キヤノンLBP7010Cの欠点として、印刷が遅いというレビューを多く見かけるが、エプソンPX-045Aも遅いほうだったので気にならないと思う。
また、エプソンPX-045Aは年賀ハガキが20枚しかセットできず、毎年50~60枚印刷するのに少し面倒だったが、キヤノンLBP7010Cは約50枚セットできるらしい。
購入したのは家電量販店。
在庫価格で17,980円+3年延長保証5%-1,000円オフクーポン-会員割引7%オフ+消費税
計18,165円で購入でき、Amazonより安くなった。
少し使ってみた感想
ドライバーのインストールから「プリンターステータスプリント」印刷まで
ドライバーのインストールは付属のCD-ROMから「おまかせインストール」で行った。
なおCD-ROMに入っているドライバーは最新だった。
e-マニュアルによると、
Windows 7/Server 2008 R2をお使いの場合は、<おまかせインストール>でインストールを行ってください。
(プラグ・アンド・プレイでプリンターを検出してもWindowsの制限により正しくインストールできないことがあります。)
とのこと。
このことはLBP7010Cに付属の「かんたんガイド」には記載されていないので要注意。
ドライバーセットアップ中に本体の電源を入れろと指示があり、本体の電源を入れてドライバーのインストールが完了。
プリンターの電源を初めて入れたときは、初期セットアップのためかしばらくガチャガチャと大きな音がしており、壊れているんじゃないかと思ったほど。
そしてなぜか用紙が一枚輩出され、それも白紙。
『「プリンターステータスプリント」が印刷されなった!』
と焦ったが、「かんたんガイド」を見ると自分でプリントする必要があるらしい。
しばらく大き目の音で唸っていたプリンターはしばらくすると、スリープしておとなしくなった。
ウォームアップは思ったほど遅いと感じなかった。
先に電源を入れて他の準備をしていれば、ウォームアップが終わっているレベルなので問題なし。
モノクロはエプソンPX-045Aより速い。
カラーはモノクロより遅い感じだが、エプソンPX-045Aより速い。
※A4への印刷
年賀ハガキへの印刷は、取説に
重要
印刷速度について
- 用紙のサイズ・種類・向き、印刷枚数の設定により、印刷速度が遅くなることがあります。
- 幅が 192 mm 以下の用紙を印刷すると、印刷速度が遅くなります。
とあるのでA4よりも遅くなるのは確実。
どのくらい遅くなるのかネットで探していると、Amazonのレビューに
はがき印刷問題無しでした|CANON LBP7010C カスタマーレビュー より
はがき印刷が遅いと怒っておいでの情報もありましたので測定してみました。
電源ONから1分10秒間起動音、はがき1枚目:45棒、それ以降:35秒
はがき印刷時は決して速くはありませんが、インクジェットよりは速いですね。
とあり、エプソンPX-045Aと同等か速そう。
すこし気になったのが、用紙トレイのカバーはすべてカバーされていないということ。
手前側が開いている。
プリンターカバーを被せるつもりだが、ホコリが気になるので蓋か何かを作ろうと思う。
印刷の品質は、テキストのみ印刷してみたが特に問題なし。綺麗な文字がプリントされている。
年賀状の通信面にどのくらいのプリントができるのか楽しみだ。
また、これからはインクの目詰まりから解放されると思うと、気が楽になった。
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