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Home > [被写体] 昆虫・クモ > キボシアシナガバチ観察日記7:最後の羽化と巣立ち
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|2024/11/22 Fri
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キボシアシナガバチ観察日記7:最後の羽化と巣立ち

訂正:2012/10/10
いままで『ヤマトアシナガバチ』としていましたが、『キボシアシナガバチ』であることが分かりました。
最初に確認をしたときは、単純に、反り返った巣ではないことから、キボシアシナガバチの巣ではないと判断していました。
ところが、成体の胸部を見ると、ヤマトアシナガバチにはある縦二本の黄色の紋がありません。したがってキボシアシナガバチであることが分かります。
ご指摘をしていただいた方に感謝いたします。


2010年10月15日
巣に残っていた最後の一匹が羽化した。
すべてNIKON COOLPIX5000で撮影。

羽化したキボシアシナガバチ三匹目
羽化した最後の一匹。
半分はオオカマキリに食べられ、二匹は共食いされ、一匹は羽化がかなわなかったものの、最後の一匹が羽化したことで、残った蜂が無事巣立っていく安堵感と、これで ヤマトアシナガバチ キボシアシナガバチの観察も終わるのかと思うと、寂しくなった。
羽化したキボシアシナガバチ三匹目
先に羽化した二匹はサナギを共食いしたことで、餌を確保したが、この蜂はその餌もない。
唯一残っているサナギをかじろうとしているようだが、硬くて食べられない様子。

羽化したキボシアシナガバチ三匹目の巣立ち
2010年10月18日
巣のある木の枝で ヤマトアシナガバチ キボシアシナガバチを見た翌日、最後の一匹は巣立っていった。

次回は、巣を取って色々と調べた結果を公開。

今回の撮影はすべてNIKON COOLPIX5000で撮影したが、バリアングル液晶が非常に役立った。
というのも、 ヤマトアシナガバチ キボシアシナガバチの巣は2m弱のところにあり、手を伸ばして撮影しなければならず、バリアングル液晶がなければ、色々な角度からの撮影ができなかった。

またすべてフォーカス固定で撮影したため、ピントが合っている部分の輪郭強調する機能「ピーキング」も、ピント合わせに役立った。

逆にCOOLPIX5000の弱さというか古さを感じたのが、手ぶれ補正がないことと、高感度撮影が弱いこと。
巣のあるところは常に日陰となっており、曇っているときなどはISO200に設定しても、シャッタースピードが1/10秒以下になることが多い。
しかも手を上に伸ばして撮影しているため、手ぶれ写真を量産してしまうこととなった。

キボシアシナガバチ観察日記1:観察開始
キボシアシナガバチ観察日記2:幼虫の繭作り
キボシアシナガバチ観察日記3:オオカマキリの襲来
キボシアシナガバチ観察日記4:生き残った幼虫の繭作り
キボシアシナガバチ観察日記5:キボシアシナガバチの羽化
キボシアシナガバチ観察日記6:共食いと巣立ち
キボシアシナガバチ観察日記7:最後の羽化と巣立ち
キボシアシナガバチ観察日記8:巣を調べる

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