ものすごい音とともに、メジロが窓ガラスにぶつかった。
ぶつかったメジロは、地面に落ち、目を閉じて動かない。
とりあえず家の中に入れ、様子を見ることにした。
オリンパスTG-615で撮影。


メジロは死んではおらず、考えられるのは脳しんとう。
しかしメジロは、人の手に乗っているにもかかわらず身動きせずに、時折目を開けたりするだけ。
そして口を開けたりして、なんだか苦しそうだ。
でも、どうしてやることもできない。

怪我をしていないか、ひっくり返してみても動かない。
左足には力が入っているようだが、右足は伸びた状態のままで、痛めてしまったのかと心配になった。


少し動きを見せたので、新聞の上に乗せてみた。
左足にも力が入っていないようにも見える。
相変わらず、ときどき目を開けるものの、目を閉じている時間の方が長い。


伸びたままだった右足も力が入っていないようだが、痛めていれば、それらしい動きをするはずなので、怪我はしていないようだ。

このあと、急に家の中を飛び始めた。
あちこち衝突して怪我でもしたらいけないので、外へ放してやった。
メジロを掴んだ手を開くと、しばらく様子を見ていたが、元気良く飛んでいった。


メジロがぶつかった窓ガラスには、メジロの毛が残っていた。

今回、はじめてメジロを触って気づいたのが、非常に華奢だということ。
本当に骨と皮という感じで、外に逃がすために掴むのも、優しく掴まないと死んでしまいそうなほどだった。
野鳥というのは、みんなこんな感じなのだろうか。
以前、家で飼っていたセキセイインコが、かなり重みを感じたので、そのギャップがあったのかもしれない。