先日見つけたカマキリの幼体を探してゴーヤを眺めていたら、2~3mmのゴミがゴーヤのツタを走り回っているのを見つけた。
オリンパスSZ-16で撮影。

肉眼では小さすぎてなんだか分からない。
アリ程度の速さで動きつつ、ときどき止まってプルプルしている。
上から写真を撮ってみるとケバケバとアシが見えるだけ。

葉っぱの裏に移動したところを撮影すると……頭部がアリジゴクっぽい。
しかし、こんなところをウロウロしてるはずはない。

ネットで調べるとクサカゲロウの幼虫でアリマキジゴクとも呼ばれているらしい。
アリジゴクに似ているわけだ。
Wikipediaによると、
幼虫は柔らかな腹部と、小さな頭部に細く鎌状に発達した大顎を持つ。足は三対の胸脚のみで、全体としてはアリジゴクをやや細長くしたような姿である。
すべて肉食性で、アブラムシやハダニなどの小動物を捕食するためアリマキジゴクと呼ばれる。この食性から農業害虫の天敵としても利用されている。
種によっては、幼虫は背面に鉤状の毛を持ち、そこに様々な植物片や捕食した昆虫の死骸などを引っ掛け、背負う行動を取る。この行動は琥珀に封入された個体の発見により、1億1千万年以上前には既に存在したことが知られている。この行動はアリなどの攻撃から逃れるためのカムフラージュであると言う説もあるが、その効果は未だ明瞭にされていない。
クサカゲロウ|Wikipedia より
とのことで、先日見つけた「セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ」なんかも食べてくれるらしい。