ThinkPad T520 4239-RL7は、外部GPUにnVIDIA NVS 4200M(1GB)を搭載している。
「NVIDIA Optimus」が標準で、CPU内臓のIntel HD Graphics 3000とnVIDIA NVS 4200Mを適宜切り替わってくれるようになっている。
しかし、せっかく専用GPUがあるのだから常時nVIDIA NVS 4200Mを有効にしておくことにした。
現状のメモリ4GBでは空きメモリが少なくなりがちなのと、CPUの負荷軽減という目的もある。
以下、その手順。
nVIDIA NVS 4200Mのみで表示させる
設定はBIOSで行う。
- 電源ボタンを押した後「ThinkPad」のロゴが表示されている間にF1キーを押してBIOS画面に入る。
- Config→Displayを選択
- Graphics Deviceで「Discrete Grap」を選択。標準は「NVIDIA Optimus」。

- OS Detectioin for NVIDIA Optimusで「Disabled」を選択
Graphics Deviceで「Discrete Grap」を選択していても、この項目を「Disabled」にしておかないと、Graphics Deviceが勝手に「NVIDIA Optimus」に戻ってしまう。
- F10キー→OKで再起動
- ディスプレイドライバが読み込まれてない状態のまま立ち上がる。しばらくするとOSが自動的にグラフィックドライバーを検索してインストールする。
レノボの「NVIDIA Optimus ディスプレイドライバー」をインストールしていても同様の動作をするので、もしかしたらNVIDIA Optimusだと間にソフトウエアが入ってNVS4200Mを動かしており、NVS4200Mのみにした場合ハードが直接コントロールする必要があるのでドライバーをインストールしているのかも。あくまでも想像だが。
- ドライバーのインストールが終わると、再起動を促すダイアログが出てくるので再起動。
- デバイスマネージャーの「ディスプレイアダプター」が「NVIDIA NVS 4200M」のみになっていたらOK。

【関連記事】