朝、窓を開けるとノコギリクワガタが落ちてきた。
ひっくり返ったまま動かないので、弱っているのかと思って手を出してみると、強い力で指にしがみついてきた。


こんなにしっかりした形のノコギリクワガタを家で見るのは久しぶり。
家で見かけるのはコクワガタのメスばかりだったので、ちょっと興奮した。


この顎（ハサミ）の湾曲具合がたまらない。
1970年代のシボレーコルベットスティングレーのようなサイドビューがいい。


色は赤茶。
子供の頃は、真っ黒より赤茶がのほうが精悍な感じで人気があった。
今はどうなんだろう。

一通り撮影したあと、近くの木に逃がしてやった。
しばらくして見てみると、いなくなっていた。

撮影はオリンパスTG-615。
うかつにも右手でクワガタを掴まえたため、左手で撮影。
こういう撮影では、落っことしてもダメージの少ないTG-615が使いやすい。
多少雑に使っても気にならないので便利だが、起動に少し時間がかかるのがネック。