記事を削除したので各記事のURLが狂わないよう、ダミー記事を入れておいた。
理由は以下のとおり
各記事は投稿時に記事IDが設定され、各記事のURLは「http://○○○.blog.shinobi.jp/Entry/記事ID/」となる。
忍者ブログの仕様として、一部の記事を削除しただけだと記事のURLは変わらないが、一部記事の削除後にすべての記事をエキスポートし、すべての記事を削除したあと、エキスポートしておいた記事を再びインポートすると、記事IDが再び割り振られて、記事URLが変わってしまう。
こうなると検索エンジンに登録されているURLと記事内容が変わってしまうし、記事内に内部リンクを記載している場合はすべて変更しなくてはいけなくなる。
こんなややこしいことはあまりやらないが、記事内にHTMLタグなどを使用していてデザイン変更した場合など、一度エキスポートしたデータをテキストエディタでまとめて修正する場合などは、上記のようなことをすることもある。
そういう訳で色々と面倒なことになるので、データは削除しないでダミー記事に置き換える方が無難になる。
以下ではもう少し詳しい内容を忘備録として記載しておく。
記事削除による問題
記事を削除後、データエキスポート→全記事削除→インポートを行った場合、削除した記事の分が詰められて、それ以降の記事IDがインポート前と変わってしまう。
例えば、記事二つ削除していたら、記事IDが二つ詰まる。
【例:Entry245、246を削除した場合の、記事IDと表示の変化】
記事削除前
Entry244 記事A
Entry245 記事B
Entry246 記事C
Entry247 記事D
Entry248 記事E
記事削除後
※削除記事のIDは残り、記事のみがない状態になる。
Entry244 記事A
Entry245
記事なし
Entry246
記事なし
Entry247 記事D
Entry248 記事E
記事削除後エキスポート→全記事削除→インポート
※削除記事のIDが消え、その後ろの記事を詰めて番号が割り当てられる。
Entry244 記事A
Entry
245 記事D
Entry
246 記事E
原因
エキスポートしたデータは記事IDを記録しておらず、データは投稿日付順に出力される。
インポート時には、データの並び順に記事IDが割り振られ、日付の古い順に表示される。
対策
記事の内容を消したい場合、記事は削除せずに、内容を変えてダミー記事にしておく。
投稿時間の指定による問題
「投稿時間を指定する」をチェックして時間指定の記事を投稿していると、データエキスポート→全記事削除→インポートを行った場合、他記事の記事IDがインポート前と変わってしまう。
【例:Entry245記事Bを後から投稿時間を2010/04/22に指定した場合の、記事IDと表示の変化】
投稿時間指定前
Entry244 2010/04/01投稿 記事A
Entry245 2010/04/05投稿 記事B
Entry246 2010/04/10投稿 記事C
Entry247 2010/04/15投稿 記事D
Entry248 2010/04/20投稿 記事E
Entry249 2010/04/25投稿 記事F
投稿時間指定後
※投稿時間と表示位置のみ変わる。
Entry244 2010/04/01投稿 記事A
Entry246 2010/04/10投稿 記事C
Entry247 2010/04/15投稿 記事D
Entry248 2010/04/20投稿 記事E
Entry245
2010/04/22投稿 記事B
Entry249 2010/04/25投稿 記事F
投稿時間指定後エキスポート→全記事削除→インポート
※記事Bの日付が記事Eの後になったため、記事Bが移動した間の日付の記事のIDが変わる。
Entry244 2010/04/01投稿 記事A
Entry
245 2010/04/10投稿 記事C
Entry
246 2010/04/15投稿 記事D
Entry
247 2010/04/20投稿 記事E
Entry
248 2010/04/22投稿 記事B
Entry249 2010/04/25投稿 記事F
原因
エキスポートしたデータは記事IDを記録しておらず、データは投稿日付順に出力される。
インポート時には、データの並び順に記事IDが割り振られ、日付の古い順に表示される。
対策
投稿時間指定した記事の、実際の投稿日時と記事IDを記録しておき、エキスポート後に、エキスポートデータをテキストエディタで開いて、実際の投稿日時の位置にその記事のデータのみを移動させる。
インポート、エキスポートの出力ルール
エキスポートのデータは、記事一つにつき次のデータが作成され、以下同じデータが連続している。