訂正:2012/10/10
いままで『ヤマトアシナガバチ』としていましたが、『キボシアシナガバチ』であることが分かりました。
最初に確認をしたときは、単純に、反り返った巣ではないことから、キボシアシナガバチの巣ではないと判断していました。
ところが、成体の胸部を見ると、ヤマトアシナガバチにはある縦二本の黄色の紋がありません。したがってキボシアシナガバチであることが分かります。
ご指摘をしていただいた方に感謝いたします。
2010年9月28日
ヤマトアシナガバチ キボシアシナガバチの巣が、オオカマキリの襲来を受けた。
すべてNIKON COOLPIX5000で撮影。
ヤマトアシナガバチ キボシアシナガバチの巣を襲ったオオカマキリ。
繭は無惨にも破壊されている。
巣を護衛していた親蜂の姿はなく、三匹ともオオカマキリに食べられたとも考えにくい。
おそらくこの巣を放棄して、逃げていったのだろう。
攻撃性の低い
ヤマトアシナガバチ キボシアシナガバチの性格が仇になってしまったようだ。
オオカマキリに襲われた後の
ヤマトアシナガバチ キボシアシナガバチの巣。
残ったのは繭は三つと、繭を作らずに残っていた幼虫が、奇跡的に生き残った。
9月22日に繭を作ったばかりの幼虫も、一匹は食べられ、もう一匹は食べられてはいなかったが、繭は破れ絶望的。(生き残った幼虫の右隣)
また一部破れた繭から、サナギの蜂の頭が見えるのが痛々しい。
この後、生き残った蜂を食べられてはたまらないので、オオカマキリには退場願った。
本来なら何も手を加えないのがいいのかもしれないが、蜂の羽化まで見届けたかったのだ。
この後、再び自然の厳しさを目の当たりにすることになる。
キボシアシナガバチ観察日記1:観察開始キボシアシナガバチ観察日記2:幼虫の繭作りキボシアシナガバチ観察日記3:オオカマキリの襲来
キボシアシナガバチ観察日記4:生き残った幼虫の繭作りキボシアシナガバチ観察日記5:キボシアシナガバチの羽化キボシアシナガバチ観察日記6:共食いと巣立ちキボシアシナガバチ観察日記7:最後の羽化と巣立ちキボシアシナガバチ観察日記8:巣を調べる