先日手に入れたThinkPad T520 4239-RL7の液晶にグレア液晶フィルムを貼った。
私の使用環境では、左と後ろから光が入ってくる。
ノングレアだと反射はないものの、光の当たり方によっては液晶全体が白っぽくなってしまい、見づらい状況になってしまう。
これに結構イライラすることが多いので、グレア液晶フィルムを貼ってみることにした。
購入したのは、エレコム液晶保護フィルム光沢仕様EF-FL156WHG。
上にあるのは15.4インチ用でR61の15.4インチ1680×1050の液晶に使用したもの。
エレコム液晶保護フィルム光沢仕様EF-FL156WHGの特徴。
実際に貼ってみたところ、埃や気泡も入らず、液晶の一部にあった傷も目立たなくなった。
事前に埃を取り除き、液晶を立てて液晶フィルムを貼ったことで埃が入らなかったのかも。
T520の前にR61に貼ったときは事前に埃を取り除いたものの、液晶を寝かせて(上に向けて)貼ったために端に埃が入ってしまった。
ちなみに気泡はこのときも入らなかった。
キズに強いというのも本当のようで、手を滑らせてテレビのリモコンをPCの上に落としてしまい液晶フィルムの表面に傷らしきものがついてしまったが、クリーニングクロスで拭いたところすっかり消えてた。
低反射をうたっていますが、光そのものは反射する。
しかしギラギラとした反射ではないので、まぶしくない。
車のバックミラーのような防眩仕様といったほうがいいかもしれない。
液晶フィルムを貼る前のノングレア液晶に光を当てて(窓を後ろにして)撮影したもの。
窓の部分以外も白っぽくなっており、液晶画面のコントラストも低下する。
液晶フィルムを貼った後、同じように光を当てて(窓を後ろにして)撮影したもの。
若干カメラの位置が違うので完全な比較にはなりませんが、見た感じはこれとほぼ同じ。
コントラストと彩度が上がって、液晶に見られた白っぽさはなくなり、非常に見やすくなった。
すばらしい!
これは液晶フィルムを貼った後、液晶の横から撮影したもの。
ノングレアの場合、横から光が当たっているアングルで横から見ると液晶全体が白っぽくなり、表示が見えなくなる。
また光が当たっていなくても、ノングレアの特性で液晶の表示が見づらくなる。
しかし液晶保護フィルムを貼ると、このアングルでも画面の表示が見えるように。
エレコム液晶保護フィルムをノングレア液晶に貼ったことによるメリットに、ノングレア特有のギラツキ軽減がある。
R61の15.4インチ1680×1050の液晶(LG PHILIPS製)は発色がいいものの、目のピントが合わせづらく目が非常に疲れていた。
おそらくノングレア特有の粒々が干渉して、3Dのように画面表示部とは別のピント面が手前に発生しているだろうと推測。
このフィルムを貼ったところ、目の疲れが軽減された。
フィルムを貼った後に画面をよく見てみると斜めにうっすらと縞ができており、予想通りノングレアの粒々で発生した3D面が抑えられ、縞となって出てきたらしい。
ThinkPad T520の液晶は、15.6インチワイド非光沢 フルHD 1920×1080(AUO製B156HW01 V4)でギラツキは少ないものの、この液晶保護フィルムを貼ったところ、目の負担が減った気がする。
なにより液晶が鮮やかになったので気持ちが良いい。
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