朝起きると、空に無数の飛行機雲があった。
どれも西へ向かっているような雲ばかり。
空は真っ青で、東西に伸びる真っ白な飛行機雲が気持ちよかった。


OLYMPUS TG-615

ところで飛行機雲は、飛行機が飛んでいる上空が寒い時にできると認識しているが、どうしてできるのかは、よく分かっていない。
ということで、飛行機雲ができる原理を調べてみた。

飛行機の排ガスに含まれる水蒸気が、急激に冷やされ、排ガスに含まれる塵などが核となって、氷の粒や水滴ができ、それが集まって飛行機雲となる。飛行機は飛んでいるところの空気を吸い込んで吐き出すから、そこは冷温多湿であることが条件なのだそうだ。

その他、高速で移動する飛行機の後ろ側は気圧が下がって空気が冷却され、氷の粒ができるというものもあるそうだ。これは周囲の空気が乾燥していると、すぐに水蒸気に戻るので、飛行機雲は消えてしまうらしい。