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オリンパスSZ-16のひとふりパノラマは使えそう

[機材] OLYMPUS SZ-16|2014/08/07 Thu
オリンパスSZ-16で気になっていた機能に、「ひとふりパノラマ」がある。
動画を撮影するようにカメラを振ると、自動でパノラマ写真が生成される機能だ。

TG-615のパノラマ撮影は、「カメラ内パノラマ合成」といって、カメラの指示するとおりカメラをずらして撮影し、カメラ内で自動合成されるもの。
これは、SZ-16でも『マニュアル』を選択することで、「カメラ内パノラマ合成」が利用できる。

しかし、この「カメラ内パノラマ合成」のできは悪く、つなぎ目がはっきり分かってしまうほど。
空のグラデーションですら、キレイにつながらない。
とくに、遠近感のでるような撮影状況だと、酷いパノラマ写真になる。
このデキの悪さは、SZ-16の『マニュアル』も同様。

ところが、「ひとふりパノラマ」はよくできていて、PCのパノラマソフトのように画像を傾けたり、歪めたりしてつなげている。
そのため、つなぎめは分かりづらい。
よく見ると、もやもやっとしている部分が数ヶ所あるので、ここがつなぎ目かもしれない。
しかし、ここまでパノラマ写真ができれば上出来だろう。
PCでいちいちパノラマ写真を作るより、よっぽど楽だ。

SZ-16ひとふりパノラマ180度
ひとふりパノラマ180度。
カメラを横にして撮影。
画像を傾けたり、歪めたりして繋げているので、縦の写る範囲は狭くなる。
しかし、これはPCのパノラマ作成も同じ事。

Autostitchでパノラマ標準撮影
TG-615で通常撮影し、パノラマソフト「AutoStitch」でつなげたもの。
パノラマ写真を作成すると、このように四角い画像にならず、四角になるようトリミングすると、写る範囲は狭くなる。

SZ-16パノラマ撮影画面
パノラマ撮影時は、カメラ内にパノラマ写真として記録される範囲の枠が表示される。
マスクされている部分は、通常撮影時の範囲。
PCでパノラマ写真を作成するときのように、四角い画像になるようにトリミングしたら、写しておきたいところが消えてしまったということがない。

SZ-16ひとふりパノラマ360度
ひとふりパノラマ360度。
カメラを縦にして撮影。
パノラマ写真は縦方向が狭く写るので、カメラを縦にして撮影したほうがよさそう。
ひとふりパノラマは、180度と360度が用意されており、設定した角度に達したら自動的にパノラマ撮影が終わる。
また、途中でシャッターボタンをもう一度押すことで、任意にパノラマ撮影を終了することもできる。

これらの癖を考慮すると、写せる範囲が広くて融通が利くのは、
「ひとふりパノラマ360度でカメラを縦にし、必要なところでシャッターボタンを再度押して撮影終了させる」
という撮影方法が一番いいようだ。

なお、画質に関しては、静止画と比べて少し劣る。
縮小してしまえば気にならなくなる程度だが、全体に精細感が減り、輪郭強調が強めに処理されている。
単純に静止画合成とは違うのかもしれない。

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