2014年9月、横浜ベイスターズ―中日ドラゴンズ戦をオリンパスSZ-16で撮影してきました。
観戦したのは1塁側S席中段。
ほとんどこの席から座ったままSZ-16で撮影しました。
【SZ-16共通設定】
Pモード
WBオート
ISOオート
スポット測光
露出補正-0.7(一部0.3)
露出補正0あたりがちょうど良さそうな露出加減でしたが、シャッタースピードを稼ぎ、出来るだけISOが上がらないように-0.7に設定しています。
そのため公開している画像は、Photoshopで明るさ調整しています。
以下に記載する焦点距離は35mm換算です。
パノラマモード
焦点距離:25mm
F値:3.0
SS:1/400
ISO:100
横浜スタジアム内野席最上段から撮影した全景です。
赤丸がついているあたりの席からの観戦です。
SZ-16は、つなぎ目が残り気味なのでお世辞にものパノラマ処理は上手とは言えませんが、カメラを振って動画のように撮影するので、撮影が簡単です。周囲の雰囲気を記録するには便利です。
記録サイズ:8M
焦点距離:185mm
F値:5.8
SS:1/160
ISO:320
試合前のウォーミングアップを横浜ベンチ上から。
選手がベンチ前を軽く走っているところを撮影しようと思いましたが、AFが間に合わず断念。
この場合、自動追尾AFを使えば良かったです。
SZ-16では動体撮影は厳しいでしょう。
間近で見るプロ野球選手はテレビで見るよりかなりデカイです。
記録サイズ:3M
焦点距離:600mm×STズーム端2.4倍=1440mm
F値:6.9
SS:1/200
ISO:800
ホームベース付近にいた練習中の小田選手。
記録サイズを3MにしてSTズーム端で撮影。
ISOが800になっているうえに3MのSTズーム端での撮影なので、縮小しても画質が粗い(甘い)です。
しかし、かなり離れた場所での表情が取れるのは嬉しいかぎり。
記録サイズ:8M
焦点距離:600mm
F値:6.9
SS:1/160
ISO:800
ホームベース付近にいた練習中の谷繁選手。
小田選手と近い場所ですが、光学ズーム端で撮影できました。
記録サイズ:8M
焦点距離:600mm
F値:6.9
SS:1/250
ISO:640
ファーストで試合前練習中の藤井選手と大島選手。
ここまで写れば満足です。
ISOは640なので谷繁選手の画像より画像の粗さは少ないです。
記録サイズ:8M
焦点距離:600mm
F値:6.9
SS:1/250
ISO:800
ベイスターズの三浦投手が第8回ジョージア魂賞を受賞。
握手しているのは元ベイスターズの仁志選手。
場所はピッチャーマウンドとホームベースの中間辺りです。
記録サイズ:8M
焦点距離:532mm
F値:6.9
SS:1/100
ISO:800
表彰式を見守るドラゴンズの選手たち。
記録サイズ:8M
焦点距離:600mm×STズーム端1.44倍=864mm
F値:6.9
SS:1/125
ISO:1600
表彰式を見守るドラゴンズの選手たち
記録画素数を減らすことで使えるSTズームは便利です。
トリミングと同じ機能ですが、ズーム感覚で使えるのがいいです。
記録サイズ:8M
焦点距離:49mm
F値:4.0
SS:1/80
ISO:200
試合開始。1塁側S席中段から。
ISOが低いとやっぱり画像がキレイです。
席から見える選手の大きさもこのくらいです。
記録サイズ:8M
焦点距離:365mm
F値:6.8
SS:1/160
ISO:800
ベイスターズの先発は山口投手。
ドラゴンズの先発は武藤選手。
セットポジションのときにピントを合わせておき、ピッチャーが踏み出す位置が入るようにカメラをずらしておきます。
そしてボールを放すタイミングより少し前にシャッターボタンを切りました。
ボールを入れたかったのですが、試合が始まったばかりなので、なかなかタイミングが掴めません。
記録サイズ:8M
焦点距離:401mm
F値:6.9
SS:1/160
ISO:800
1塁打の谷繁選手と元広島カープの長島一塁走塁コーチ。
記録サイズ:8M
焦点距離:600mm
F値:6.9
SS:1/250
ISO:800
ファーストを守るブランコ選手は大迫力。
2015年ブランコ選手はオリックスへ。
もう横浜スタジアムでは見れません。
記録サイズ:3M
焦点距離:600mm×STズーム中域1.75倍=1050mm
F値:6.9
SS:1/125
ISO:1000
この日ショートを守る堂上直倫選手。
2015年は巨人へ移った兄の背番号をつける。
記録サイズ:8M
焦点距離:600mm
F値:6.9
SS:1/125
ISO:800
この日350盗塁を決めた荒木選手。
カメラをカメラポーチに収めていたので、花束贈呈のチャンスを逃してしまった……。
記録サイズ:3M
焦点距離:600mm×STズーム端2.4倍=1440mm
F値:6.9
SS:1/125
ISO:3250
ドラゴンズベンチの様子。
2014からドラゴンズのバッテリーコーチに就任した達川コーチは、なんとなくチームから浮いて見えた2014年。
ベンチは暗いのでISOが3250まで上がってしまった。
しかし1440mmもの超望遠を手持ちで手振れなしで取れるのが凄い。
もちろん手振れしないように気をつけて撮影していますが。
記録サイズ:8M
焦点距離:365mm
F値:6.9
SS:1/200
ISO:800
俊足の大島選手が出塁。
ブランコ選手の守りが、試合の緊張感を漂わせています。
記録サイズ:8M
焦点距離:25mm
F値:3.0
SS:1/40
ISO:100
ハマスタ専用ロケット風船「スタージェット」タイム。
ピントはバックスクリーンでフォーカスロックしたあと、カメラを振って、風船が飛んだタイミングで撮影。
偶然にもベイスターズマークの入った風船がいい位置に飛んできてくれました。
記録サイズ:8M
焦点距離:440mm
F値:6.9
SS:1/125
ISO:800
バルディリス選手の強烈な打球。
やっと打球を入れることができましたが、カメラを構えている手が反射的に打球を追ってしまい、ぶれてしまいました。
ピッチャーの撮影と同じく、構えている時にフォーカスロックしておき、打者の前を開けるようにカメラを振り、ボールが当たる前にシャッターを切りました。
記録サイズ:8M
焦点距離:401mm
F値:6.9
SS:1/160
ISO:800
ドラゴンズのピッチャー交代。
記録サイズ:8M
焦点距離:365mm
F値:6.9
SS:1/125
ISO:800
出てきたのは2014年大活躍した又吉投手。
なんとか写真にボールを入れることができました。
こういうシーンでは、画像は荒れますが、マニュアルでISOを上げてシャッタースピードを稼ぐべきでした。
記録サイズ:8M
焦点距離:600mm×STズーム端1.44倍=864mm
F値:6.9
SS:1/160
ISO:800
谷繁捕手と投手のよくある光景。
記録サイズ:8M
焦点距離:600mm×STズーム中域1.33倍=798mm
F値:6.9
SS:1/125
ISO:800
三者三様。
記録サイズ:8M
焦点距離:600mm×STズーム端1.44倍=864mm
F値:6.9
SS:1/125
ISO:1000
荒木選手はサードへ。
上田外野守備走塁コーチと何を話してる?
記録サイズ:8M
焦点距離:600mm×STズーム端1.44倍=864mm
F値:6.9
SS:1/125
ISO:1600
代打ルナ。
ベンチは興奮気味。
記録サイズ:8M
焦点距離:484mm
F値:6.9
SS:1/250
ISO:640
森野選手がヒットを打ちました。
記録サイズ:8M
焦点距離:140mm
F値:5.4
SS:1/160
ISO:640
長島コーチの不思議な動き。
これもサインか?
記録サイズ:8M
焦点距離:600mm
F値:6.9
SS:1/160
ISO:800
2014年代打で3割の成績を残した小笠原選手はこの日三振。
なお、この日の試合はドラゴンズが勝ちました。
SZ-16でプロ野球を撮影した印象は、プロ野球を楽しみながら撮影するにはまずまずといった感じです。
なによりサイズがコンパクトなのが良かったです。
ウエストバッグや小型のデジカメ用バッグに入れておけば、観戦の邪魔になりませんし、弁当を食べるのにも邪魔になりません。
あの狭い観戦席では荷物はできるだけ小さい方がいいのです。
今回すべてISOオートで撮影しましたが、撮影してみるとほとんどISO800で撮影されていました。
SZ-16のISO800はお世辞にもキレイとは言い難く、ノイズリダクションで潰れ気味ですが、縮小すれば粗も小さくなります。
ほとんどプロ野球観戦に行かない私は、試合の雰囲気をカメラに邪魔されずに堪能でき、そこそこの写真が撮れたので、SZ-16には満足しています。
ズーム倍率は、内野席で内野の選手を撮るにはSZ-16の光学24倍600mmでちょうどといった印象。
ただ相手方ベンチや三塁まで撮ろうとすると、もう少し光学ズームの倍率が欲しくなりました。
なお、今回の撮影はすべて手持ちです。
テレ端で気軽に撮影すると手振れしてしまいますが、手振れしないように気をつけると手振れしていない写真が撮れますので、手振れ補正は優秀だと思います。
フル充電していったバッテリーは試合終了までなくなりませんでした。
撮影枚数は100枚ちょっと。
撮影しないときは電源を切っておき、使うときに電源を入れる使い方です。
ズームを多用し手振れ補正が効きまくりだった割に電池が持ったように思います。
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